今日こんなことが

山根一郎の極私的近況・雑感です。職場と実家以外はたいていソロ活です。

ガイガーカウンター

2009年11月07日 | 計測
先月より、(地震予知も兼ねて?)室内でラドン濃度の計測を開始した。
計測しているうちに、ラドンを含めた放射線そのものを測りたくなり、
しかもどこにでも持っていける携帯用のものが欲しくなった。

購入したのは、Inspector+というアメリカ製の8万円代のガイガーカウンター。
スイッチを入れると、30秒ほどで計測値を出す。
ためしに室内で測ってみると 0.1μSv/hr前後の数値(小数点以下3桁)を示し、
ちゃんと自然界の微量放射線が計測された。
室内のラドン濃度は80Bq(11月に入って高値安定)なので、そのラドンに対応する線量だろう。

温泉に行く時は、このガイガーカウンターを持っていくつもり。
いわゆるラドン・ラジウム温泉にはよくいくけど、
実際のラドン量がどれくらいかわからなかったが、この装置で計測できる。
「ラドン温泉」と銘打っているのに実はラドンが出ない所は覚悟しておくように。

気象オタクとしての大気計測がエスカレートし、とうとう空気中の放射線まで測ることになった。

そしてこのガイガーカウンター、ちゃんと音出力がある。
つまり、放射線を感受したら、「ガガガ」と鳴るのだ。
もちろん、わが部屋の放射線量は微弱なので、「…ジ…」と散発的。

この音を聞いて、そうえいばガイガーカウンターって、
あの東宝の「ゴジラ」シリーズに出てきたアイテムだったのを思いだした。
ゴジラ映画(初期)には、ゴジラの痕跡を探るものとして必ず科学者がガイガーカウンターを作動させて、
「ガガガ」と鳴らしていた。
水爆実験で太古の冬眠より目を覚ましたゴジラは、放射能体だからだ。

なので、このガイガーカウンターがあれば、ゴジラの出現や痕跡を確認することもできるわけだ。