今日からさっそく今月分の2泊旅。
といってもすこぶる近場の恵那峡温泉(岐阜県)。
なぜなら、目的は観光ではなく、今回も先月の浜名湖旅と同じく分厚く難しい本を持参して、読みふける予定。
それに加えて、先週末届いた唾液アミラーゼモニターも持参して、
旅先での我が身のストレス測定をしたい。
だって、毎月実行している温泉旅は、仕事上のストレスを解消するためというのが自分に言い聞かせている理由だから。
わが愛車ミニクーパーでのんびり旧中山道を通って三時間ほどかけて宿に着いた。
浴衣に着替え、菓子と茶を一服し、次に口内の不純物を流す意味もこめて冷水を飲む。
5分程待って唾液アミラーゼの計測にとりかかる。
棒状のチップの先を舌下に30秒入れて唾液を採取。
それを専用のモニターに差し込む。
以上、しごく簡単。
そして出てきた値は
26kIU/L。
おおざっぱに言って30未満はストレスなしの判定なので、
ずっと運転してきたわりには、低い(愛車で里山を快走してきたので気分は良かった)。
実は先週、授業直後に測ったら99kIU/Lもあってびっくりした。

馴れた授業といえども仕事ってやっぱりストレスなんだ。

※追加1:実はこれ、エラーが出た後の再計測だったが、
再計測では異常値がでることがわかった。
なので99という値は大きすぎで正しくない※
そして旅に出ること自体が、転地効果でストレス解消になるのかも。
さて、入浴後の値を測るため、
まず大浴場で温泉につかり(但し初回の入浴なので洗髪し、体も洗う)、
露天にも浸かり、20分ほどで風呂から上がる。
部屋に戻り、先程と同様に冷水を飲んだ5分後(測定環境はできるだけ同一に)、
再び唾液アミラーゼを測った。
値は
24kIU/L。
下がったといえないことはないが、正直期待はずれ。
確かに、温泉入浴という行為は、成分はどうあれ、体温以上の温熱と水圧による物理的ストレス状態にほかならない。
精神的にはいい気分でも、身体的には負荷状態だ。
そもそも湯治とは、身体に刺激(=軽いストレス)を与えて、身体側の反応性を高めるメカニズムだ。
なので温泉入浴のストレス低減効果も、初回の入浴後ではなく、
もう少し後に現れてくるのかもしれない…と期待したい。
ただ、唾液を採取するチップはもちろん使い捨てで、1回当り200円分のコスト。
なので、そう何度も測れないのがつらい。
※以下追加2
翌日、昼頃、ガラガラの風呂にたっぷり入り(ミストサウナ、ジャグジー、ハーブ湯などに追加入浴)、
部屋に戻って、すぐには計測せず、
ベランダに持ち込んだリラックスチェアで充分に涼んだ後に計測した。
そしたら値は
6kIU/L。
やはり、リラックス効果があるんだ。