デイヴィッド・フィンケル (著), 古屋 美登里 (翻訳) 亜紀書房刊 2024/7初版 328P 2860円
著者はワシントンポストのスタッフライターとして2006年にピューリッツァー賞を受賞したジャーナリストだそうだ。二度の大統領選挙に挟まれた四年余りを丹念に取材し放つ最新作・・らしいが正直これに3千円近く払う気になれない。これは日経の書評から拾った本で 図書館検索したらあったので借り出してきた1冊。去年の夏に出たのに 待ちがゼロ 先に読んだ透析を止めた日は年末に予約入れたのに順番が回ってくるのに4か月で 今の時点でまだ20人も待ってるのに比べると寂しいもんだ。内容的にはイラクに派兵されてた陸軍大佐が退役後にジョージアで暮らしてる時の話。不誠実なトランプ大統領に違和感を抱いている元軍人の主人公カミングズと、熱烈なトランプ支持者が隣りあって暮らすジョージア州の町を舞台に、人種差別、BLM運動、イスラエル・パレスチナ問題を交えつつ、国家規模の分断にあえぐ市民たちの姿をありありと描く・・なんだそうだが アメリカの正義を信じてイラクで戦った善良な南部の一市民が 帰国して退役して変わり果てた祖国に絶望した話。戦争・・と言っても太平洋戦争の後 アメリカは自由と正義の国・・という認識だったが 今世紀トランプ政権以降は 大半のアメリカ人ってこんなにレベルが低かったのか・・と呆れる。目先の生活からトランプに投票したのはわからんでも無いが まーあれだ 今の政権を見てると あたしらが若い時分に思ってたのは幻想だったのね・・と思う。読み終えて ああ日本人で良かった・・と思うのが正直なところ。アメリカ人が自分の国を見つめるには良いと思うので本国でベストセラーになったのはわからなくもないが 敗戦国のイエローモンキーからすれば 何を今更という感じ。著名なジャーナリストの本だけど 買うまでの価値は無いので図書館でどうぞ。手っ取り早く内容を知りたいなら最後の訳者あとがきをを読めば済む。さて次は ジェイムス・リーバンクスの羊飼いの想いだ。・・と言いながら 気になってた 石井美保の裏庭のまぼろしを先に読んだ。







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