最近の

車に興味が無くなった。いつかはロータス・・て思ってたけど　最近の新車を見るとどれもどーでもいい。バイクが好きなのはそこに自由があるからだが　車で旅行してても　エアコン効いた車内から見てたら部屋でＴＶで旅番組見てるのと変わらない。その土地の空気の中を動いて行くのでないと旅にはならんよな？と思うから　車はオープンだが　それでも目的地まで運転していく事を考えると　今のあたしの体力では厳しい。バイクも250キロもあって150万もするようなものでは　旅にはならない。なので　もうスーパーカブでいいだろ・・と思うが　それより気になるのが鉄道の旅　それも新幹線や特急を使わず酒呑みながらローカル線を行く　気が向いたら降りて観光地でも無い街で異邦人・・てのにあこがれる。で　そういう時にお得なのがＪＲの青春18きっぷである。青春とか18とか名前がついてるが　年齢制限は無いからおっさんだろうがご老人だろうが使える。5回分で11850円だから1日あたり2370円で途中下車も自由だ。元々は帰省する学生向けに企画された切符なので　使える期間が学生の休みに合わせてあるのだが・・さてこの18切符　ＪＲしか乗れない　グリーン車は別にグリーン券　特急を使うとその区間切符が無効とか　色々制約があるので教科書がいるわけである。買おうかな・・と思ってた青春１８きっぷの教科書・・という本が図書館検索してきたらあったので　含めて新しそうなのを3冊借りてきた。青春１８きっぷの教科書　山と渓谷社刊　2018年初版　1600円 、青春１８きっぷパーフェクトガイド2019-2020　イカロス出版　2019年初版（これは今月13日に2020-2021の改訂版が出る）1500円　、青春１８きっぷで行こう　19-20　ＪＴＢムック　900円の三冊。このうちＪＴＢのムックは18きっぷを使ったパック旅行みたいな内容なので早々に投げる。時間と列車が決められてこんなに周れてこんなにお得・・な本だからだ。18切符の使い方説明はほんの4ページである。さて次は買おうと思ってた山渓の青春18きっぷの教科書。これはまだマシだが　基本パック旅行の域を出ていない。まあ時刻表の使い方から民営化された第三セクターの攻略まで17ページあるが　きっぷそのものの説明は6ページだ。旅って時間に縛られず　好きな時間に好きなところでのんびり・・でなければ意味が無いから　これもあっさりパスである。最後にイカロス出版のパーフェクトガイド　これは先にも書いたが今月13日に改訂版がでるので買うならこっち。amazonのマケプレでも古本が千円近いのである。Ｂ５版だと思うが　使い方に関しては44ページ　文字は大きいがわかりやすい。もっとも全225ページのうち70-192ページはパック旅行みたいに決められてるので　これも意味無し。三冊の中でどれが一番いいか？と言われたら　イカロス出版のパーフェクトガイドだが　これを買うならもう2000円ちょい奮発すれば黒川能が買える。これなら借りて読んで　必要なとこだけコピーすりゃいいや・・という結論に達した。まあ1日2370円で移動できたとしても深夜に目的地に着いた後　宿はどうするの？って疑問は消えないままだし　安い宿とリンクさせなきゃ　いくら電車代が安くても意味が無い。乗り鉄の方々なら2370円で東京から小倉まで行けちゃうんだぜ・・でいいかもしれないけど　緑の田んぼのあぜ道でぼーっとビールでも飲みながらしてたいあたしには向かないのかも。観光地もほとんど興味が無く　明るい農村や明るい漁村や何もない田舎の地方都市が好きなあたしには　どの本も向かないな・・と思うのである。夜行高速バスの方が宿泊浮くからそっちの方がいいかも知れない。