山南ノート4【劇団夢桟敷】

山南ノート4冊目(2008.10.3~)
劇団夢桟敷の活動や個人のことなどのメモとして公開中。

仲良しこよし

2016-09-20 16:03:42 | ワークショップ
9月19日(月)台風16号 九州接近中!
熊本演劇人協議会主催「100人稽古」
熊本県立劇場(大会議室・和室)

県外の演劇関係者から「熊本の劇団は仲が良いね。」とよく耳にする。県外では仲が悪いのだろうか?どうなんだろう?そんなことはないだろう。劇団同士が表立ってドンパチ、仁義なき戦いをやっているのを見たことがない。鉄砲玉と呼ばれる演劇青年はいなくなった。うん?ヤクザか?反社会的勢力って何?
一時代、伝統芸能と新劇、新劇とアングラ劇、商業演劇(プロ)と少劇場(アマ)が一線を引き、お互いにいがみ合っていたことがある。それは自己主張を強く持つことが必要だったからだろう。守るも攻めるも正当さを主張する時代が1960-70年代前半にはあった。劇場論、リアリズム論争から演劇の運動論まであった。縄張り争いのことではない。論争という文化だった。
公演が終わると、その場でお客さんも役者たちも入り乱れ、酒を飲み交わし、新劇がどうの、アングラがどうのと口から泡を飛ばし喧嘩をしていた。特に、テント芝居での公演打ち上げでよく目撃した。気づけば自分もその輪の中にいてヘラヘラしていた。曲馬館というテント芝居。その後、夢一族、風の旅団、リダンと分かれた。今の水族館劇場はその流れから生まれて大活躍している。
おや?話が横道に逸れているぞ。昨日の「100人稽古」の件を書きたかったのだが・・・。これについては、今日20日(火)夜の稽古が終わって息抜きにコメントを追加します。今日は稽古の準備で息が抜けない。あれがないこれがない、だ。公演まで、あと1ヶ月に迫ってきたからね。
確かに熊本の演劇人は仲が良いね。ワークショップの内容も面白かったよ。「演劇で遊ぼう!」がテーマだった。真面目に遊べたよ。夜の懇親会はじんわり、極楽極楽?と大きな息を吐いて飲めた。皆さま、どうもお疲れさまでした。

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