山南ノート4【劇団夢桟敷】

山南ノート4冊目(2008.10.3~)
劇団夢桟敷の活動や個人のことなどのメモとして公開中。

くまモン体操

2012-08-25 01:14:48 | モノローグ【エトセトラ】
熊本ゆるキャラ=くまモン。この人気は衰えを知らない。
熊本を歩けばくまモンにあたる。お店の看板、お土産コーナーのグッズ、兎に角あふれ返っている。
イベントでもひっぱりダコのくまモン!県外でも人気があるようで、今や全国区、否、世界進出まで果たしているらしい。
ディズニーのミッキーを超えてしまいそうな勢いである。中国では偽物が出現したらしい?

実は劇団員の中にくまモンと関係している者がいる。
名前は伏せておくが、私は間違って「ひごモン」と呼んでしまうのである。シ―ッ!
劇団の活動でも忙しいのに、売れっ子のくまモンと関係している「ひごモン」は睡眠も足りていないと聞く。3時間?
火の玉となって玉砕されないか心配である。

この夏休みはラジオ体操でくまモンは県内各地の小学校に顔を出している。「熊本が好き!くまモン体操」である。

くまモン体操を劇団の稽古場でしたのだった。
子ども相手でゆるい体操だと思ったら大間違い。
スピードがある。汗が噴き出る。息が切れる。私は途中でやめた。血圧脈拍が上がって死んだら笑いモンになる。
振りは「熊本城」や「おてもやん」「火の山、阿蘇」など。熊本の宣伝、「熊本よかとこ」洗脳される内容。
この体操は郷土愛がみなぎるのである。

可愛さの中に恐怖のナショナリズムを感じているのは私だけだろうか。
今のところ平和的であるが、戦争が勃発すると郷土のシンボルが一億火の玉、愛国=軍都クマモトのシンボルとなって国民の戦意を高めるキャラクターになってしまうのではないかと!いらぬ心配をしている。

だが、くまモン。文化だ。少なくとも、劇団員=ひごモンは劇団の血を燃やす文化爆発として頑張れ。


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