山南ノート4【劇団夢桟敷】

山南ノート4冊目(2008.10.3~)
劇団夢桟敷の活動や個人のことなどのメモとして公開中。

今も飾っているのです

2016-03-14 13:04:49 | モノローグ【エトセトラ】
過日、座長の実家(熊本県山都町 通潤橋のある町)に帰った。義母を病院へ連れて行くためだった。
実家ではひな壇が飾られていた。
義理の両親共に年老いて、連日のように座長は病院通いである。
10日前は義父(88才)が倒れて救急車で熊本市内の病院に運ばれた。それからというもの義母は泊まり込みで付き添っている。老老介護だ。
男女平等とは言うものの男である私は何の役も立ちはしない。むしろ気をつかわせてしまう。
座長にとってはいっぺんに大きな荷を背負う日々が続いている。
私たちの娘が生まれた時に、私の母から贈られたひな壇を毎年のように山都町で飾られていることに、今は亡くなった母も喜んでいるに違いない。
困難なことがある時、ここに帰ると気が落ち着く。