山南ノート4【劇団夢桟敷】

山南ノート4冊目(2008.10.3~)
劇団夢桟敷の活動や個人のことなどのメモとして公開中。

咽(ノド)ちんこが笑う

2011-11-16 19:14:48 | No.56「KAGUYA」
略して「ちんこわらい」。

困ったものですね。この感覚を説明しようとしても言葉で追いかけることができません。つまり一筋縄ではない劇と断言できます。だから、「ちんこわらい」は見てのお楽しみということになります。言わば生理現象に感動を求めています。
はじめて見られる方はハテナマークが頭で飛び交うことになるでしょう。そしてそれが私たち演じる側の企みでもあるのです。・・・つまり、「ハテナ劇の面白さ」を体験して欲しいのです。指宿の皆さま、宜しくお願い致します。
劇はびっくり箱です。何が出てくるかわかりません。びっくりするワクワクドキドキ感は、やがて悲しくなり勇気や喜びにも代わっていきます。
人のココロは複雑怪奇です。謎めいています。・・・私は思春期の頃より「ちんこわらい」するようになりました。今では咽(ノド)ちんこから嗤(ワラ)えます。ふぁふぁふぁあ~。

「竹取物語」をベースにした劇を昨年(2010.10)より「KAGUYA」シリーズとして取り組んで参りました。
今度の指宿公演が第4弾の最終公演となります。
日本の昔話など民話には「メデタシメデタシ。」では終わらない。伝承や語りの中にぽっかり空いた大きな穴があります。空洞を発見しました。それは名もない草木のように黙っていたのです。耳を澄ませば名もない民衆の叫びが穴の中に埋まっています。

さて、明日11月17日は3回目の指宿入りをします。情宣です。多くの方々に見てもらいたいと切に願っております。
(つづく。)