スケッチブック30

生活者の目線で日本の政治社会の有様を綴る

スケッチブック30(世の中の真実は論理にはない))

2023-11-12 16:41:39 | 日記
11月19日(日)
 小池百合子を描いた「女帝」という本がある。ズバリ小池はカイロ大学を卒業していないというものである。一時問題になったが小池はカイロ大学から卒業証明書を取り寄せて、乗り切った。これはカイロ大学が偽の証明書を書いたと、私は思う。何故なら小池は都知事であり、日本の有力な政治家だ。カイロ大学或いはエジプト政府としても、真実よりも日本との友好を選びたいではないか。
 しかし真実を貫いても友好は維持出来る、日本の有力政治家は小池だけではない、そういう考えもあろう。例えばハーバート大学ならそう考えたかも知れない。しかしカイロ大学はそう思わなかったのだろう。
 日本のマスゴミはカイロ大学以上に真実よりも忖度を重んじる連中だ。恐らくマスゴミ人間は、今は(小池が落ちぶれない限り)小池ヨイショで行った方が儲かる、そう思ってやっているのだろう。
 つまり世の中は、論理(小池は卒業していない)よりも、都合(小池は卒業している)の良い方を選ぶ傾向にあるという事だ。論理或いは筋、正義とかは必ずしも通らないと知るべきだ。
 日本のマスゴミは日中記者協定で中国の悪口は書かないと約束するという、論理、筋、正義をかなぐり捨てた過去がある。そんな世界で偉いさんになった連中に、論理を重んじる心があるとは思えない。私たちは論理が通らない事に嘆くべきではない。それが世の中だと思うべきだ。しかし世の中に論理が無いというのではない、それは在るが、それを通さない力も、また存在しているという事である。そういう力に勝つ工夫をするのが、優れたリーダーというものだろう。

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