スケッチブック30

生活者の目線で日本の政治社会の有様を綴る

スケッチブック30(北朝鮮 派閥解消)

2024-01-23 13:37:00 | 日記
1月23日(火)
 昨年の4月26日に訪米したユン大統領とバイデン大統領とで、ワシントン宣言なるものが出されていたと、今日知った。要点は日本の報道では、アメリカが韓国の安全に今以上の配慮をする(北の核攻撃に対抗するとの意味)代わりに、韓国独自の核武装を止めて核拡散不拡大条約を尊重させるとの、ものである。つまり韓国で北朝鮮の核の脅威に対して韓国も核を持って対抗するべきだとの、独自の核武装論が盛り上がってきたので、それを抑えるために米国の核関与を強める宣言をしたというものである。
 しかし韓国ではこの宣言で米国との核の共有に達したとの認識が強いようである。更に北朝鮮になると、米韓が結託して北に核攻撃をすると決めた、という風に解釈されたらしい。だから金正恩は従来の方針を一変して、統一の破棄、韓国を永遠の敵国認定するに至ったとの、解説を見た。私は何で北が180度の方針転換を打ち出したのか訳が分からなかったが、この解説を聞くとある程度納得する。しかし私は金正恩がロシアに依存しようとの考えを強めたのが、本当の所なのではないかと考える。嘗味期限切れの小麦粉にしたって人民の餓死は防げるだろう。北製の砲弾は、私は使い物ならないと思っていたが、どうも実戦に耐えているらしい。私はロシアは去年で潰れると思っていたが、どうもそうではないようだ。ならば砲弾のロシア需要は今年もあり、従って小麦粉は今年も来るとなる。冷静に南北の格差を考えると対等な統一など最早無理である。ならば統一は引っ込めてロシアに頼ろうと金正恩が考えたとしても、朝鮮人の近代史を見れば、宜なるかなと納得する。

 麻生派と茂木派は派閥を解消するのだろうか。もし解消しなかったら岸田はピエロだと国民から揶揄されよう。しかし岸田が麻生派などに根回しをした上で決断をしたとは、報道から読み取れない。麻生派もついてくるに違いないとの、思い込みでしたのだろうか。総理大臣がそんな希望的観測で事をなすとも思えない。



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