読書:『夫のちんぽが入らない』

2017年01月22日 09時20分00秒 | エンタメのかけら

家人が珍しく「読め」と本を勧めてきた。

『夫のちんぽが入らない/こだま』(扶桑社)

なんてタイトルだ!
いや、いい意味で。

著者も「この題名で世に出すのは難しいだろう」と思ったそうだが、
編集者が支持&死守したという話。

エラい!編集者。

読み終えた後、あらためてそう思った。
しみじみ良いタイトルだなあ。

読み始めた十数ページは、
タイトルから想像したように進む。

この感じで進むのかと思ったら・・・

予期せぬ展開。
読後感がどんどん塗り替えられていく。
なんだよ、これ。

ホントにすべて実話なのか?
そんな疑いも心をよぎるが、
フィクションとは思えない不格好さに、
リアルを感じる。

これさー、絶対に映画になるよ。
映画にするべきだよ。
映画で観たい。
こういうのが「泣ける」話だ。

目ざといところがすでに動いているとは思うけど。

懸念点は2つ。

主演をやる女優がいるか。
20代で「夫のちんぽ」が入らないと悩む女。
しかもただ悩むだけではない。
血まみれで悩む。
演じる女優・・・いるかなあ。

そして、タイトル。

すごく素敵なタイトルだけど、
変えられちゃうかなあ。

でも、このタイトルがいいんだよなあ

映画化希望・タイトルそのまま希望。



 
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