観劇:『押忍!ふんどし部』

2013年02月09日 18時35分35秒 | エンタメのかけら

『押忍!ふんどし部』という舞台を連ドラにするので手伝ってほしい。
そう事務所の方から依頼されたのは、去年の5月頃だった。

なんでも『テニスの王子様』に対抗するイケメン芝居を作ろうと、
河原雅彦・細川徹という鬼才二人に頼んだところ、
出来上がったのが、この『押忍!ふんどし部』だったという。

2時間の芝居を30分✕12話のドラマにするという無謀な試みは、
昨年暮れに無事クランクアップ。
4月からのオンエアに向け、粛々と編集中だ。

それと並行して、再再演が渋谷・シブゲキ行われているので、観に行ってきた。

初演と再演はDVDで観ているが、実際に劇場で観るのは初めて。
当然ながら、芝居というものは劇場で観ないとその本当の良さはわからない。

観終えて、
芝居の内容もさることながら、
この芝居の存在そのものが「青春ドラマ」のようだった。

正直、若い役者たちの演技はまだまだなところも多い。
でもそれを補って余るほどの一生懸命さが伝わってくる。

以前、テレビドラマ版の『ウォーターボーイズ』のメイキング番組に携わったことがあるが、
その時も同じようなことを感じたものだった。

作りものなのに、役柄でない役者の生の部分が溢れでてくる。

それが魅力の舞台だった。


(※一応関係者なので、褒め言葉を少々増量してあります。あしからず)





彼の誕生日

2013年02月09日 08時43分01秒 | コメディのかけら

下北沢で火鍋を食べていたら、
隣の席の女性たちの会話が聴こえてきた。

そのうち一人がずっと自分の彼氏の話をしている。

「明日、彼、誕生日なんだ」
「じゃあ、会うの?」
「ううん、明日、彼、卓球あるから」

卓球があるから会えない?
どういうことだ。
卓球の選手なのか。
試合があるなら応援に行ってやればいいじゃないか。

謎である。