山本ひろふみの一歩、一歩。

京都市会議員山本ひろふみ(伏見区選出・42歳)の日々の雑感、活動の報告等を綴ったブログです。

議員団他都市調査(2日目)。

2017-06-15 18:02:44 | 他都市調査
民進党議員団他都市調査2日目は曇り空の苫小牧からスタート。
午前中は株式会社サニックスエナジーが運営している苫小牧発電所へ。
プラスチックのリサイクルはコンテナやベンチなどの製品にリサイクルするマテリアルリサイクルや、油などにリサイクルするケイミカルリサイクルなどがありますが、ここでは廃プラスチックを燃やして発電するサーマルリサイクルという手法がとられています。

全国の工場で産業廃棄物から選別されたプラスチックを苫小牧の発電所に集めて、焼却しその熱エネルギーでタービンを回して発電し、工場や自治体等に電気が送られます。
この発電所は24時間稼働し74000Kw、一般家庭24000世帯分の電気を発電しています。


全国から集められた廃プラスチック。


破砕機。


燃焼プラント。


タービン。


集中監視室。
午後は苫小牧から電車で札幌へ移動。


札幌市で2件の調査です。
〇LGBTカップル認定制度について
LGBTという言葉をご存知でしょうか?性的マイノリティと言われるレズ、ゲイ、バイセクシャル、トランス・ジェンダーの頭文字をとった言葉です。日本人では約8パーセントが何らかの性的マイノリティであるとの調査結果もあります。
なかなか周囲に告白・相談しにくく、生きづらさを感じて生きている方が多くいます。
札幌市ではそういった性的マイノリティの方々に対して今年の6月からパートナーシップ宣誓制度を運用しています。この半月で10組が宣誓をし、すでに10組の予約も入っているそうです。
宣誓したからと言って、今のところ行政的な支援を受けられる訳ではありませんが、当事者からは行政に認められ、生きる希望が持てたなどのご意見があるそうです。
また同時に、毎週木曜日の16時から20時の間、LGBTほっとラインという電話相談窓口も設置をされています。


全ての人たちが自身、誇りをもって生きられるための取組み。素晴らしいですね。

〇救急安心センターサッポロの取組み
年々増える救急搬送(119番通報)。札幌の場合その52%は軽症による搬送です。
救急車の適正利用について、救急車を呼ぶかどうか迷った時に電話をするのが#7119「救急安心センターさっぽろ」です。
看護師が相談を受け、必要であれば、そのまま救急へつなぎます。6カ国語にも対応しています。平成25年度から運用を開始し、昨年度は46106件の問い合わせがあったそうです。そのうち33%が救急につなげられています。
実際に救急搬送に占める軽症患者の割合が若干減少しているとの事です。


京都も年間8万件を超える救急出動があります。今後の高齢化を考えるとその数はまだまだ増加が見込まれています。救急車の適正利用に大変参考になりました。

明日も札幌で視察をさせていただき、京都に帰ります。


それはまた。


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