山本ひろふみの一歩、一歩。

京都市会議員山本ひろふみ(伏見区選出・42歳)の日々の雑感、活動の報告等を綴ったブログです。

海外行政調査。(2日目)

2017-09-04 15:36:49 | 他都市調査
秋の香りが漂うヘルシンキで朝を迎えました。
この時期、朝の気温は10度を下回ります。

朝食をいただき、ヘルシンキの隣街エスポー市へ。
エスポーは人口約20万人、ヘルシンキの中心部から車で約30分です。
そのエスポーのセロと言う地域にあるセロ図書館へ。


そのエスポー市の中心部、商業施設や、映画館、劇場と同じ敷地内に2003年に建設、オープンしたのがセロ図書館。90名の職員が働いています。
1日の利用者3000人から4000人。そのうちの子供は約1000人。

後に訪れるヘルシンキの図書館など、周辺の64の図書館が「ヘルメット」というネットワークを形成し、利便性の向上に努められています。


ここの一つの特徴は青少年対策。
本離れが進む青少年期にいかに本に触れるか?


ゲームがあったり、若者に人気のアーティストのコンサートもするそうです。


マンガコーナー


日本で人気のマンガ置かれてます。

職員が一人一人にあった本を選んだり、時には生活相談などもするそうです。
日本で言うところの学童保育の機能も兼ねているようです。


より幼い乳幼児向けのスペースには当然、キッズスペースが設けられており、数名の親子が楽しんでいました。こちらでも生活相談や、子育ての相談もできるようです。


フリースペースで行われていたワークショップでは移民のためのフィンランド語教室が開かれていました。移民のための生活相談なども行われている。

音楽や、コンピュータに関する設備も充実しています。


図書館と言うより、音楽スタジオです。


創作活動の一貫とし、なんと3Dプリンターも置かれていました。


フィンランドは今年、独立100年の記念すべき年。
関連コーナーも設けられていました。


フィンランドといえば、アイスホッケー(上)と、ノキア(下)です。
50人位入れる会議室もあり、地域の交流拠点そのものです。


目の不自由な方のためにCDの貸し出しも行われています。


個展が開けるスペースもあります。

5800㎡、2階だての建物。蔵書は120万冊。
毎日、8:00-20:00。日曜日は12:00-20:00
クリスマスなど特別な日以外は開館しています。

地域には図書カードとIDで利用できる無人の図書館もあるとの事です。
今後ももっと市民に必要とされる図書館
今後はもっと少人数のグループに対するサービスを充実させたいとの事でした。

要するに図書館と言うと本を借りるところというイメージが先行しますが、人が出会い、交流し、学び、成長し、課題解決を図るという地域の行政の中核になっていると感じました。
なるほど、勉強になります。


引き続き、ヘルシンキ市に戻り、ヘルシンキ中央図書館へ。


現在、ヘルシンキで最大の図書館です。
先ほどの図書館が生活に密着しているのに対して、こちらの図書館はオフィス街の中、大学の近所という事もあり、子供向けというよりも大人が学ぶと言った印象の図書館です。


昨年、ちょうど30周年の建物です。80年代を代表する図書館。
白ベースの内側と、木をふんだんに使われています。
図書館自体が著名な建築家によって設計をされ、中央の池は宇宙を表現しています。
図書館自体が作品という風にも言えると思います。


こういう、想像力を掻き立てるモニュメントも置かれています。


17万の本やCDがあります。
地下一階に、あまり利用されない本も所蔵されています。
年間30万人の利用があります。約40人の職員が在籍。


パソコンの端末も多く置かれており、図書館カードがあれば利用できます。

エスポーと同じく、移民された方も多く、フィンランド語を学ぶ場所にもなっています。
同時に交流の場にもなります。
小学校で先生と児童が図書館を利用する事もあるそうです。
仕事が終わった後に図書館に来る人や、近所の大学生、専門学校生の利用も多いとの事。
日曜日は休館日となっています。
月曜日の利用が多く約1000人の利用があるそうです。その他の曜日は、概ね700名程度が利用するそうです。

先程、紹介したヘルメットというネットワーク圏内で、概ね4割の方が図書館カードに登録し、それぞれ目的にあった利用がされています。

ちなみにこのヘルシンキ中央図書館では最大では、人気のある本を除いて100冊を28日間借りることが出来ます。予約がなければ延長も可能ですので、ゆっくり本を読む事が出来ます。
逆に、連絡なく返却期限を守らなかった場合は1日あたり、40セントのペナルティもあります。

なるほど。京都の図書館行政の参考にしたいと思います。
ネットワーク化は近隣の市町村も含めてすでに取り組まれていますが、例えば、図書館の商店街等への支店機能の設置とか、例えば、図書館には引きこもりになりがちな子どもも集まりやすいとされています。そういう子供達への福祉的な支援とかは十分に可能性があると思います。


視察終了後はヘルシンキから北へおよそ270キロ、ユバスキュラ市へ移動。
明日はユバスキュラにおけるプレスクールの取り組みや、大学における交流などを予定しています。


それではまた。


☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

京都市会議員
山本ひろふみ事務所
〒612-0087
京都市伏見区深草紺屋町4-6 エトワール伏見1F
電話 (075)646-3966
FAX (075)643-6618
メール office@yamamoto-h.net
ウェブサイト http://www.yamamoto-h.net
Twitter 「yamamotohiro319」
Facebook 「yamamoto.hirofumi」

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
コメント