etceterakoの勝手にエトセトラ

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元・宝塚歌劇団演出家の横澤英雄先生の訃報

2009年10月16日 | 宝塚歌劇

 横澤せんせいがお亡くなりになったそうですね。
 わたしはOSKファンブログ界隈で知ったのですが・・・。

 ちどりん日記「昨日の重大事と「MAO TAKASE Live in ”umedaAKASO」
 君こそ薔薇よ薔薇の花「横澤英雄先生がお亡くなりになりました。
 

 毎日新聞「訃報:横澤英雄さん79歳=宝塚歌劇団元理事・演出家
 朝日新聞「宝塚歌劇団元理事・演出家の横澤英雄さん死去

 わたしは、歌劇FANとしては圧倒的に新参者なので、横澤せんせいの宝塚時代は知らんのです。一作も見たことありません。

 だから、わたしなんかが「横澤先生」のことを記事にするのは、おこがましいんですけども・・・。

 宝塚ファン、OSKファンの両道をゆく立場として、敢えてここで書きたかったんです。

 横澤せんせいは、今年の春先にもOSKで作品を作ってて、現役のレビュー作家だったんだよ~、ということを、宝塚ブログであるこの場所で書き記しておこうと思いまして。

 OSKをご覧にならない方には、横澤せんせいが今なおOSKでレビュー作ってるのをご存知ない方もいらっしゃるのでは?・・・と思って、しゃしゃり出た次第なのです。

横澤英雄の主なOSK作品(NewOSK以後)

2004年 春のおどり「第1部 桜咲く国」
            「第2部 ルネッサンス」


2004年 秋のおどり「第1部 なにわ祭りファンタジー」
            「第2部 愛抱きしめてジャンピング」

2005年 春のおどり「第1部 平安☆レジェンド」
            (※参考:このときの2部は中村一徳せんせいです。)

2006年 春のおどり「第1部 義経桜絵巻」
            「第2部 ハッピー・ゲーム」

2007年 春のおどり「第2部 桜ファンタジア」
            (※参考:このときの1部は山村若せんせい)

2009年 春のおどり「第2部 RUN&RUN」

 
 基本的に「一部」は日舞レビュー。「二部」は洋舞レビューです。

 「おどり」DVD出してきて書き出しただけのものです。他に世界館とかでも横澤せんせいが演出した作品あるのかも。あと、近鉄時代の作品があるのかどうか、わたしは知らんのです。ご存知の方、教えてくださいませ。

 リストの最終行を見てくださいよ。そう。2009年春・・・つい半年前の今年の四月にも、松竹座には横澤レビューの新作がかかっていたのですよっ!

 横澤せんせー、79歳でいらしたのか・・・。
 ことしの春の「RUN&RUN」ねえ、チャイコフスキー様の「白鳥の湖」で、極楽鳥が舞い踊る!!(南国っぽいセットで。)という、「(良い意味で)はい!?」な場面があってね~。

 どうやってあんな発想が出てくるんだろう、ベテランなのに横澤せんせい、なんつう柔軟すぎる発想!!と、ものすごく印象に残ったのでした。

 もちろん、好きなレビュー、好きな場面で選ぶならば、大評判の「2004年 愛抱きしめてジャンピング」とか、わたしがOSKにハマるきっかけになった「2006年 ハッピーゲーム」とかに、もっとイイ場面があるんですけども、横澤せんせいスゴイ!と唸らされた場面という意味で、わたしはわたしが知る限りの数すくない横澤OSKレビューのなかでは、敢えて「極楽鳥」をナンバーワンに選びたいっ!!

 レビューらしい「わあっ!」っていうオドロキと、明るさ楽しさ、配役の妙(ことりちゃんがとにかく最高だった。)ナドナド、非常にレビューらしい満足感とインパクトが揃った場面だと思います。ほどよくチカラが抜けてるのがまた良いよね。ガチガチにカッコつけてる場面じゃない、いわゆる「萌え場面」じゃないのに、あれだけ楽しくて印象に残る!というのは、すごいと思うよ、ほんとに・・・。

 現役レビュー作家であった横澤先生のご冥福を、心よりお祈り申し上げます。

 ※おまけ※

 横澤先生のOSKレビューを「どうしても見たい」と思い立ってしまった方へ。
 いまはオンライン通販がないので、DVDはどっかに赴いて買わないといかんのです。
・現在は福井県越前市(旧・武生市)の「たけふ菊人形」でOSKが長期公演していて、そこに行くとロビーで買えます。
・関西地区では来春2010年4月に松竹座の「春のおどり」に行ってロビーで買うのがよろしいかと思います。(松竹座っていうとなんか高そうな感じですが、安い席は4000円です。)

 OSKの公式サイト http://www.osk-revue.com/

 横澤せんせい目当てでOSKのDVDを買って見てみたい宝塚ファンの方のための参考資料(おすすめ)

○2004年秋のおどり
 洋舞が異常に傑作。レビューファンにはたまらない、究極のOSKレビュー。買ったらしばらくリピート再生しまくること請け合い。宝塚レビューとはあまりにもタイプが違います。

○2006年春のおどり
 明朗快活な佳作洋舞レビュー。チアガールの娘役たちが軽やかに踊ってラインダンスへ向かうところでアドレナリン出ます。わたしはこの作品でOSKと桜花さんにオチた!日舞のほうは、ちょっとぬるいかな?

○2005年春のおどり
 横澤せんせいは安倍晴明を題材にした日舞レビュー担当。洋舞は中村一徳せんせ。新旧の宝塚出身演出家が参加している、という点で、宝塚ファンにはお買い得かもしれませんが、横澤レビューを堪能するには、できれば横澤せんせが洋舞やってるのを買ったほうがいいかと・・・。一徳レビューは「毎度おなじみ、ご存知、一徳ワンパターン」です。一徳OSKを見たい方には、2005年のコレより「2008年春のおどり Dream Step!」のほうをオススメしますねえ。

○2009年春のおどり
 この年は一部が芝居(歌劇)。一部、二部とおしての総合点でみるなら、コレの購入をオススメ。一部も二部もリピートできます。洋舞の爆発力は、先に挙げた「2004秋」か「2006春」が断然上ですが。8000円出すんだから、全編そこそこ面白くないとモトが取れないわっ!とお考えのあなたには、2009をオススメします。芝居は、時間が短いし、それほど凝った話じゃございません。が、衣装や設定ふくめて、宝塚には無い雰囲気の世界観で、宝塚を見慣れた目には新鮮。

 いずれも8000円です。2007年の春のおどりが日舞も洋舞もクオリティ高くて総合的に超オススメなんだけどねえ、残念ながらこの年だけ売ってませんっ。経営関連のゴタゴタがあった年で、公式には一般発売されなかったのだ。

 話はそれますが、そのうち、わたしが持ってる範囲内で「OSKのDVD寸評」的なものをつくろうかと思ってます。ゆくゆくは宝塚(特にベルばら)のもできる範囲で作りたいと思ってます。なんでかってゆーと、わたしが歌劇ファン初心者時代に、そういうリストがめっちゃ欲しかったから。何か見たくて買いたくても、何買ったらいいかわかんないじゃないですか。ハマリたてで、インターネット検索なんかして調べてるときって、いちばん熱いときだから、そういうときに大枚はたいて買うものが、ベストとは言わんですがベターであるために「先達のアドバイス」があると嬉しいじゃんねえ。

 上のお節介オススメコーナーも、そういう気持ちで書きました。
 (明日以降、時間があったらパッケージ写真も入れたいです)


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7 コメント

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ありがとうございます (ユッキィ)
2009-10-17 15:19:42
横澤先生の舞台は、今年の「春のおどり」しか観ていませんが、非常に印象に残っています。
極楽鳥は、いまも夢に出てくるぐらいです。
いいお仕事をされた方だったんですね。
DVDの寸評、楽しみに待っております。
Unknown (あおき)
2009-10-17 18:53:29
横澤先生の作品となりますと、2004年春、はリストからはずさないでほしいです。あの時はとにかく客も舞台の上も異様にがんばっていた、記念すべき作品です。

あと2004年秋は、私としては『日舞が異常に傑作』と思います。
Unknown (ともきち)
2009-10-17 20:33:06
私は、
平成17年度(第60回記念)文化庁芸術祭参加
『ダンシング! New OSK』
も、大好きですぅ。

第1部  北から南から…祭りファンタジー
第2部  秋空にジャンピング!

2005年11月10日 森ノ宮ピロティホールにて収録

特典映像に、横澤先生の声ダメ出しの声も入ってます(^^)

こないだ武生へ行った時、このDVDがまだ売っていたかどうか、未確認でゴメンなさい<(_ _)>
↑の公演DVDについて (ともきち)
2009-10-18 05:51:55
↑のDVDのお薦めポイントを書くのを忘れていました(汗)。

それから、私は『2006秋のおどり』がOSK初見なので、それ以前の作品はDVDでしか知りません。でも繰り返し、取っかえ引っかえいっぱい観てるのよ(自慢)。
ですので、『ダンシング! New OSK』も、ナマでご覧になった方々とは違う感じ方をしている部分もあるでしょう。

この公演には桜花ちゃんは出てはりません。
その影響かな?とも思うんですが、娘役活躍率が高い!
娘役さんだけの場面があったり、娘役さんがセンターの場面があったり。
大貴さんの相手役が、若木さん・北原さん・櫻子ちゃん・ことりちゃん
と、選り取りみどり状態(喜)。

1部は、『2004秋のおどり』の抜粋のような感じですが、
最後に「さくらボレロ」が入ってることが、私にとってヒジョーにポイント高し。
桐生さんの弁慶とこころちゃんの牛若丸の舞踊の景も好き好き(はーと)。
天神祭の景の前に、書生さん姿の大貴さんとカフェの女中さん姿の北原さんの歌があるんですけど、
お二人のコスチュームがお似合いでお素敵なのに加えて、萌さんのくいだおれ太郎人形の、人形振りが素晴らしい!

2部は、『2004秋のおどり』の洋物と『ダンシング・フォーリーズ!』の“ええとこ取り”みたいな感じですが、
「ブラック・アンド・ホワイト」の振付が、れい美花バージョンで、大貴VS櫻子のバトル(違)が好き。
途中で大貴さんが片手を挙げて「hoo~~~」と合いの手(これまた違)を入れる所が好き。

でもね。
出演者25人のうち、9人はすでに退団してはるんですよ。
でもって、貴城さんを含めると10人になるんだよなぁ・・・(沈)。
ユッキィさまへ♪ (なまいきむすめK)
2009-10-20 22:49:23
インパクトありましたねえ、極楽鳥。
名場面でした。

>極楽鳥は、いまも夢に出てくるぐらいです。

すごい楽しそうな夢ですね~!(笑)
DVD寸評、できる範囲でやってみたいと思ってます。
誰かの何かの参考になればいいなと思うんですが。
ナマ観劇評はあっても、DVD評はナカナカ見あたらないですよね。
あおきさまへ♪ (なまいきむすめK)
2009-10-20 22:55:15
>2004年春、はリストからはずさないでほしいです

おおっと!すみません漏れてますね。
ご指摘ありがとうございました。入れておきます!
2004年の秋をナマで観劇していないのが悔しいです。
おどりシリーズのDVDの中でも、2004秋はナマで見ていないのに再生回数ナンバーワンですよ~。
ともきちさまへ♪ (なまいきむすめK)
2009-10-20 22:59:51
詳細にありがとうございます!
わたしこのDVD持ってないっ!
ともきちさんのオススメ文を読んでたらウズウズしてきましたよ。今度買わなければっ。

>「ブラック・アンド・ホワイト」の振付が、れい美花バージョンで

京都公演のバージョンと同じやつですよね??
なんと!DVDになっていたんですか、れい美花バージョンて。

>途中で大貴さんが片手を挙げて「hoo~~~」と合いの手(これまた違)を入れる所が好き。

気になります(笑)
脳内で想像して、めっちゃ気になってきました!

貴城さん、退団ですね・・・。
びっくりしましたよ・・・。

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