山クジラの田舎暮らし

岩手県北の田舎に生息する「山クジラ」です。定年後の田舎暮らしや趣味の山行きのことなど、発信していきます。

田舎暮らしの必需品

2012-04-07 07:28:33 | 農作業
 写真は、私愛用のチェーンソウである。一昨年、前のチェーソウの力が足りないので、新しく購入したものだ。素人が使うのでは一番馬力のあるやつで、これ以上になるといわゆるプロ用になり値段も一気に10万円台になるということだった。
 チェーンソウは田舎暮らしには欠かせない道具なのである。
 わが家は台所の暖房が薪ストーブで、一冬に焚く薪の量は9棚、その他に焚きつようの榾木を3棚準備し、これとは別に2棚分位を野積みにしておく。前年に切り倒した木材を一年野積み乾燥し、その年の分を薪の長(30数㎝)に切りそろえ、雪が降る前に家の周辺の「薪小屋」に積み上げておくのだ。今年の分は最後の1棚が半分しか残っていない。寒さが続けば、野積みしカバーをかけた予備の薪を運ばないとならない。
 この一連の作業の主役の一つがチェーンソウで、もう一つが「薪ワリ」である。最近は、「薪ワリ機」というものもある。一般向けの物は力が弱いとかいわれるし、本格的な物はかなり高い。こちらは、時間だけはあるので、農作業が手空きになった時に、少しずつ切り、割って、軽トラックに積んで運んでくる。真夏の暑い時にやると汗だくになるが、それがまた爽快なのだ。
 単身赴任を終えて家にいついたころは、この作業の流れが把握できず、薪の準備が遅れ雪が降り始めてからの作業になってしまった。今は、紅葉が終わるころにはすっかり薪小屋に積み終わり、寒さが訪れる10月下旬辺りからストーブに火が入る。
 私の子どもの頃は、まだ「囲炉裏」だった。いずれにしても、里山から燃料を取り、それを燃やす「自然エネルギー」を十分に生かしていた時代だった。薪ストーブの使える生活を大事にしたいと思っている。


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