山桂産業ブログ

当社の油を使用して試した事をアップしていきます。

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アロマオイルの酸化について

2006-12-07 12:29:03 | Weblog
アロマテラピーを題材にしました勉強会を開催いたしまして
ボディーマッサージなどをされている業界の方たちのお話をいろいろ聞きましたところ、
油を拭き取ったタオルが酸化して臭うという悩みを多数お聞きしました。

油の酸化について調べてみようという事になり
各種キャリアオイルスプーン1gに酸化安定性のよいモリンガオイルを
4~5滴混ぜたものとそうでないものをサラシに染み込ませて違いを見ました。

・モリンガオイルとは
  製法 モリンガ(ワサビノキ)の種子を圧搾して得られる
  特徴 酸化安定性が非常に高い。オレイン酸含有量が多い。
     滑りが良い。保湿性が高い。油煙が少ない



今回使用した油 および一ヵ月後の変化

・月見草油(イブニングプリムローズ油)
  乾性油 品質保持期限 非常に酸化しやすい
  ナッツの味と匂いが強い
  変色及び酸化臭がひどかった

・グレープシード油
  乾性油 品質保持期限 酸化しやすく限られている。
  変色及び酸化臭がひどかった

・小麦胚芽油
  半乾性油 品質保持期限 限られている。ビタミンEの抗酸化作用
  スキンケアにこの油だけでは匂いが強すぎるので他の油と混ぜて使うとよい
  やや変色があった

・ゴマ(セサミ)油
  半乾性油 品質保持期限 非常に長い ゴマの匂いと味
  セサモールの抗酸化作用
  ほとんど変化のなかった

・アーモンド油
  半乾性油 品質保持期限 長い
  ほとんど変化のなかった

・アボカド油
  不乾性油 品質保持期限 非常に長い
  ほとんど変化のなかった
  
・オリーブ油
  不乾性油 品質保持期限 非常に長い 
  ほとんど変化のなかった

・椿油
  不乾性油 品質保持期限 長い
  変化及び酸化臭のまったくなかった

・マカデミアナッツ油
  不乾性油 品質保持期限 約1年
  変化及び酸化臭のまったくなかった

・ココナッツ油(ヤシ油)
  不乾性油 品質保持期限 長い
  変化及び酸化臭のまったくなかった

・ホホバ油
  ロウ 品質保持期限 ほぼ無制限(約20年)
  変化及び酸化臭のまったくなかった

・スクワラン
  炭化水素 品質保持期限 酸化しにくく非常に長い
  変化及び酸化臭のまったくなかった

上記の内で変色のあった油もモリンガ油を入れたものの方が白く
酸化防止に効果がある事が分かりました。



     




コメント (17)
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石鹸づくり

2006-11-25 14:49:27 | Weblog
11月25日(土)
弊社勉強会にて石鹸づくりを致しました。

石鹸づくりのプロから他業種の方々までご参加いただきました。
まずはその時に出ましたお話を紹介させていただきます。

・油の賞味(消費)期限について
油によってまちまちだが食用基準にて設定されています。
ですから石鹸作りにおいては厳密に考えなくて良いでしょう。(ただし未開封時)

・油の安定性の話
油には高分子、低分子がありエステ業界ではそれらが含まれたものが好まれますが、
石鹸づくりではそれらを取り除いた平均的なものが安定しており好まれます。

・石鹸の泡立ちの話
泡だちのためにはパーム油をいれるのが基本とされていますが
泡立ちはなくても汚れはおちるという話もありました。


石鹸づくりについて

用意したもの

材料 油 精製水 苛性ソーダ

道具 ゴーグル(サングラス)、マスク、ゴム手袋、デジタルスケール
カセットコンロ、ミキサー、お鍋、ボウル、計量スプーン、泡立て器
ビーカー、温度計(100℃まではかれるもの)、紙コップ

上記の道具全てで約8千円(材料除く)でした。
コンロなどは家庭の物を使用できますがミキサーは石鹸づくり専用として下さい。
ディスカウントショップなどで販売されている安いものがお勧めです。

石鹸の型としてタッパーと牛乳パックを利用しましたが、タッパーは取り外しに苦労しました。
離型の点から牛乳パックをお奨めします。


以下のレシピで3種つくりました。
今回は実験的な意味合いからヤシ油の代わりに成分の似ているパーム核油を使用。


バージンオリーブ油 210g  パーム核油 90g
精製水 120g 苛性ソーダ 44g


バージンオリーブ油 180g パーム核油 90g モリンガ油 30g
精製水 120g 苛性ソーダ 44g


マカデミアナッツ油 300g 精製水 120g 苛性ソーダ 42g


上記の上二つの石鹸づくりはモリンガオイルを使いたいという声が多かったため
基本的なつくりの石鹸にモリンガオイルを入れる事でどう違いが起こるかということを見るためにこのような配合にしました。

よく使われる油

・ココナッツ油(ヤシ油)→洗浄力アップ 全体の30~40%が適当

・パーム油→気泡性アップ 全体の40%位必要

 上の2種類の油は基本的に必要な油で硬度を保つためにも有効


・オリーブ油

・パーム核油→成分はヤシ油に似る
  今回はヤシ油の代わりに使用致しました。

・モリンガ油→滑りがよい、保湿性が高い
  今回、実際に油をさわってもらったところ大変評判がよかった。



石鹸材料としての油

弊社取り扱いの油脂のうち小ロットのものは次のとおりです

アーモンド油 500g 1kg
アボガド油 1kg
オリーブ油 500g 1kg 5kg
カカオ脂 500g
くるみ油 500g
白胡麻油 500g
小麦胚芽油 500g
米ぬか油 500g
月見草油 1kg
椿油 150g 500g
パーム油 500cc
ひまし油 500g
ホホバ油 1kg
やし油(ココナッツ) 500g
ローズヒップ油 1kg
蜜蝋 500g 1kg(粒状)
香料の油はオンス瓶から100gなどいろいろですのでお尋ねください

メールか電話で値段その他はおたずねください
運賃は一個口につきかかります 最大25本入る箱を用意しています
なお、消費税は別途かかります



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木材に油を塗ってみました。

2006-09-20 11:37:05 | Weblog
9月25日 快晴 27.5℃の室内にて杉材と桧材に各種油を塗り検証

用意したもの
・新聞紙(下に敷くと後の掃除が楽です)
・ハケ(使い捨ての安いもので十分です)
・小皿(インスタントコーヒーなど、空き瓶のフタが使い捨て出来て便利です)
・油(今回は、亜麻仁、クルミ、エゴマ、精製エゴマ、椿、ヒバ、桐、ボイル、テレピン)


荏油50ccで約畳一枚分塗る事が出来ました。
その他の油も同じくらい塗れますが、桐油、ボイル油などは粘度が高いため塗ることの出来る面積は小さくなります。


・亜麻仁油 
  油がよくのびるのでスムーズに塗る事が出来ました。
  主な用途 番傘やバイオリンの上塗りとして利用されます。

・椿油
  油がよくのびるのでスムーズに塗る事が出来ました。
  乾燥しにくい油ですので充分に乾燥させて下さい。
  主な用途 将棋の盤や駒

上の2つの油は塗っても木材の色があまり変わりませんので元の木の色が活かせます。

・クルミ油
  塗りやすかったですが、木材の色が若干濃くなりました。
  食用でも利用されますのでお子様が口に入れる恐れのある積み木などにも使えます。

・エゴマ油
  塗りやすかったですが、木材の色が若干濃くなりました。
  主な用途 木製家具や床材など

・精製エゴマ油
  塗りやすかったですが、木材の色が若干濃くなりました。
  食用でも利用されますのでお子様が口に入れる恐れのある積み木などにも使えます。

塗った後の色の変化は木の種類によって変わる様ですので
余った木や目立たないところで試し塗りをして仕上がりを見ると良いでしょう。

・ヒバ油
  塗りやすく色が濃くなりました。
  良いにおいがしますので香りをつけたい場合には良いと思います。
  抗菌作用やシロアリを寄せ付けない効果があります。

・桐油
  粘度が高く少し塗りにくかったです。
  固い塗膜が出来ます。

・ボイル油
  亜麻仁油を煮つめたもので粘度が高く少し塗りにくかったです。
  油があまりのびないので厚塗りになる感じです。

・テレピン油
  溶剤として利用出来ます。
  粘度の高い桐油やボイル油に混ぜて使うと塗りやすくなりました。


後片付け

・ハケ、小皿は洗剤で速やかに洗って下さい(時間をおくと固まって落ちにくくなります)
・桐油などは固まってフタが開かなくなりますので紙で瓶の口を拭ってからフタを閉めて下さい。
拭った紙は水でぬらしてから捨てて下さい。

その他
塗り方のコツですが返し塗りをせず同じ方向にハケを動かして下さい

2度塗りする場合は完全に乾いてから行って下さい。完全に乾燥するまでには2~3日かかりました。
桐油、ボイル油などの粘度の高い油はダマになるので完全に乾くまで触らない方がよいでしょう。

(写真)完全に乾く前に触ってしまいダマになってしまいました。
















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