山風 ふぶき

山歩きや山スキー等、日々感じた事のふぶ記です。

200314 しめい 

2020-03-14 17:19:37 | 日記
政治家や官僚達は2020年にはデフレからの脱却とインフレ誘導とか、プライマリーバランスの均衡を整えてゼロにするとか、総理や日銀総裁が以前から目標として来た重要課題はまったく実現できず、そうなると憲法改正も東京オリンピック開催も出来ないと考えるのが当然の成り行き。日本に限らず、これまでの空想と噓の時代は2020年で区切りを付けて新たな時代へと向かう訳だが…

株式市場の暴落と不安定な値動きが収まらないが、原油の市況も大きく下げていて、60ドル付近から40ドルを大きく下回る辺りまで下げている。要因としては武漢肺炎の影響による中国の需要低迷が大きく、つられて各国の消費活動の低迷も響いている。

現在、原油生産は米国が一位で二位がサウジ、三位にロシアと続く。先日開催された、OPECと協調するロシアとサウジの減産、価格調整の協議は成立せずにロシアの増産が表明された。サウジも減産を続ける大義は無い、と言う事か。シェールガスとオイルは生産を始めると市況に関係なく生産調整が困難な性質で、更に生産コストが割高な為に市況の下落は赤字生産に繋がる恐れがある。40ドル付近が採算ラインと言われるが、この点に対してのFRBの反応は早く0.5%の利下げの対応を表明。シェールガス生産会社は財務体質が弱く、社債はジャンクボンドとされ、その利回りを下げる意図があり原油産業保護が目的。

これらはロシア(サウジ)が仕掛けた米国への原油戦争と見られ、今回はプーチンの勝利と言う事に成ったようです。

円高が株安に影響。貿易収支の改善は円高となり、スイスフランと供に安全通貨の円は買われやすくなります。円の値動きが荒いのはストップロスの影響もあり売りが売りを呼ぶような展開もあります。与件もありますが、ここは慌てずに市況を良く見ていきたいと、一市民ですが。

日本の株式市況のほうも武漢肺炎の影響が暴落に繋がったと報道されますが、日本の市況については2020年以前の時代のスクラップ、後始末で外国企業による売りと資金引き上げがあり、今までの政策のつけが顕在化したと見られる。諸説ありますが、今後の日本経済は大不況となり戦争への道を辿ると見られる。

米国とトランプの冷徹な戦略と言える米株式市況の隠された暴落期待が今回の武漢肺炎を機に実現した。今までの崩れそうで崩れない株価、天井知らずの強い市況がやっと崩れた思いか。米国もまずは旧秩序の破壊が必要で、それはトランプの使命でもある。世界は自国ファーストでナショナリズム思想を基軸とした世界へと変容、グローバリズムの世界は終焉を告げる。




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