山川草一郎ブログ

保守系無党派・山川草一郎の時事評論です。主に日本外交論、二大政党制論、メディア論などを扱ってます。

「砂」になった日本社会

2005年12月24日 | 社会時評
「粘土だったものが砂になってしまった」と、何かのインタビューで中曽根康弘元首相が言っていた。日本社会が有機的に結合した「粘土」から、つかみどころのない「砂」に変質したため、郵政解散で風を起こし、砂を巻き上げた小泉首相が勝ってしまった。そんな内容だったと記憶している。 日本社会の「砂質化」は10年、20年かけてゆっくりと進行してきたが、2005年は「砂になった日本社会」が特に印象付けられた年だった . . . 本文を読む