イラク戦争と「近衛声明」 2003年08月25日 | 日本の外交 2001年9月11日朝、ニューヨークとワシントンという米国の中枢都市は、その建国史上初めて外敵からの攻撃を受けた。多数の民間犠牲者を出したこのテロ攻撃によって、ブッシュ政権内のネオコン派と呼ばれる勢力は、従来から練っていたある計画を実行に移すことを決めた。 「中東の民主化」を目指すその計画は、まず、攻撃の首謀者とされたイスラム原理主義指導者オサマ・ビン・ラディンへの報復攻撃として開始され、彼らの . . . 本文を読む