はぐくみ幸房@山いこら♪

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サミットHR工法

2020年09月07日 | 資源利用(木材・特用林産物)のお話

 木造とは思えない広い空間が確保できる「サミットHR工法」  

 HRとは、ドイツ語のホルツ・ラーメンの頭文字をとったもので、木質二方向ラーメン構造とも言われています。

 

  こんな感じで柱と梁を接合し、さらにエポキシ樹脂を注入します。

 接合金物は外部に出てこないため、組み木のような感じがいいですね。

 あと、塩害対策にもなるので、潮風があたる海岸付近の建物にもってこいの工法です。

 ちなみに、和歌山県串本町にある和歌山県水産試験場の建物は、この工法が採用されています。

 

 写真は、サミットHR工法で建築中の建物。

 10年くらい前なんですが、建築中の埼玉大学です。 

 工事用の足場が組まれているので、サミットHR工法が可能にする広い空間というのが、ピンッと来ないかもしれませんね・・・(^_^;)。

 

 と言うわけで、この工法で建てられた奈良県農業試験場をご覧いただきましょう(^o^)。

 こんな感じで、広い空間の確保が可能となります。

 接合部が見えないから、木造建築物感が出て、オシャレですよね。


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