日本の感染者数の少なさはホンモノか？

後から感染が広がった韓国やイタリアに比べて、日本の感染者数が異常に少ないのが取りざたされている。日本人の清潔好きによる（いわゆる民度が高い）という説があり、一方で、単に検査が足りないだけという説もある。私は後者だと思うが、いずれにせよ、あと１、２週でその結論は明確になる。もし後者だとすれば、検査前で原因不明の高熱を出した肺炎患者が病院に殺到する事態になるからだ。その時点で、隔離病棟の必要性が緊急事態となり、オリンピックの選手村は隔離病院（武漢と同じ）になることは間違いない。前者だとすれば、日本人バンザイということになる。まずは事態の行く末を見守ろうと思う。

　

相場はまだわからないが、パンデミックになるという最悲観から、各国ともあと一ヶ月で食い止めるという最楽観までいろいろある。ここは長期テクニカルの出番だが、ダウがさらに下げて22000ドル程度まではありうると思う。その後はまだわからないが、為替、特に、ドル円はやはりダウとの連動性が高いことは明確になったので、比較的簡単な相場になるのではないかと思う。サブプライム・リーマンの時を復習したい。

ただ、当時と異なるのは、あの時はTEDスプレッドが非常に大きな値になったこと（金融危機）が伴っていたということだ。この差には留意しておきたい。また違ったパターンになりそうだ。