FXと暗号資産(Crypto)とゴールド(金)についての随想です。コメント欄は承認制になっています。
やまはFX・Crypto



ムリに上げてきたドル円だったが、103円でエネルギー切れとなったようだ。秋から春にかけて円売りとなるのが通例だが、今年もその例にもれず動いてきた。しかし、テクニカル的な105円の頂上からの修正波に入ってしまっているようで、ここからはまた円高となっていきそうだ。まだ105円からの下降は始まったばかりの状態で、ずっとA波の中にいるものと思われるが、今度は前回安値の100.76円を過ぎて、100円割れを目指す波動だろう。

ファンダメンタルの要素としては、やはりウクライナが片付かないことが大きい。当初から書いている通り、現状は、ロシアにも欧米にも不満の残るところで、それぞれが納得するように動けば、事態はエスカレートするしかない。妥協が図られるには一度パニック寸前の状況が起こる可能性が高い。この段階が100円割れ(あるいは95円に近づく)になるのではないか。

来週は欧米のロシア経済制裁が発動されると、ロシアの反発や、それからの連想(米国債への懸念)が生じ、基本的にはドル安が進むと思われる。ドル円は下降、クロス円もやや下降、対ドルペア(豪ドル・ポンド・フラン)は上昇、ユーロは横ばいといったところだろうか。豪ドルの買いは先週で一回打ち止めとしたが、動きによってはもう一回、対ドルでのロングをしてもいいかもしれない。が、基本は、ドル円の戻り売りでOKだろう。




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