山口待機の「仕事のキモ!」

フリーのキャリアカウンセラーによる、「お仕事」についてのコラムです。就職、転職の方法などを、分かりやすく解説します。

2011.01.27 どんと来い退職

2011-01-27 | Weblog
みなさん、お疲れさまです。今回は退職時の準備やできること、しておきたいことを紹介します。



任期制の仕事だと、退職時期がはっきりしています。次の仕事に向けての準備をしておくとその時にあわてることはありません。また在職中だからこそ、出来ること、特典があります。

まず在職中に出来ること
1.ステップアップで資格を取得!
雇用保険に入っていれば、厚労省が認める講座であれば、教育訓練給付金が受けられます。これは、受講料の20%が還付される制度です。ただし、対象講座はたいてい長期のものが多く、また修了しなければ、還付されませんので、仕事をしながらの受講は、ご自身の自由時間を考えてからにしましょう。また雇用保険に加入していた期間が条件になっているので確認を。それとこの制度を利用したからと言って、ご自身の雇用保険の受給が減るわけではありません。
http://www2.mhlw.go.jp/topics/seido/anteikyoku/kyouiku/index.htm

2.クレジットカードが作れる! ローンが組める。
最近のカード加入のハードルは低くなっていますが、それでも、「就業先」があることは、心強いことです。あなたの「信用」が出来るわけです。同様なケースでは、引越しもその「信用」がモノを言うことでしょう。しかし、退職後は収入が減るか、無収入なので、ご利用は計画的に。

3.産業雇用安定センターに登録できる。
このセンターは在職中の人に就業先を紹介します。なので、原則、在職中に登録が必要です。退職直後でも加入できますが、在職中に加入し、条件を提示しておけば、スムーズな異動が出来る可能性が広がります。
http://www.sangyokoyo.or.jp/

4.有給休暇、代休がとれる。
正直、職場ごとの雰囲気とか社風によって、有給は取らざるものといったこともありますが、在職中だからこそ、収入を確保して休みが取れます。就職活動や各種の手続きに時間を有効利用することが出来ます。あなたが40歳未満なら最寄りのジョブカフェやサポートステーションが利用できます。キャリアカウンセラーに相談して、履歴書の書き方や、スケジュールの立て方などの指導を受けることも可能です。




退職間際にすること
1.退職の挨拶状を書き、関係者に送る。
これまでお世話になった人へはがきで退職した旨をお知らせします。これによって、あなたがフリーになったことが周知され、ときに次の仕事の情報が舞い込むこともあります。「じゃあ、うちに来てもらおう」ということもありますし、知り合いに紹介してもらえる場合もあります。必ずそうなるというわけではありませんが、出さないよりは効果が見込めます。

2.健康保険の切り替えを試算する。
社会保険に加入している場合、とくに健康保険は、半分を企業、半分を自分が負担していました。退職すると国民健康保険に入ることになります。社会保険の任意継続という制度があり、これを利用すると、企業が負担していた部分まで自分で負担しなくてはなりませんが、国民健康保険よりも安くすむ場合があります。最寄りの市役所で確認をし、社会保険のほうが安上がりであれば任意継続をしましょう(手続きは退職後) ちなみに、国民健康保険は前年度の収入で計算されるため、高収入であった人であるほど保険料は高くなり、収入がない(低い)のに、保険料だけがえらく高くつくということがあります。
 また、若い方に多いのですが、健康に自信がある。親の扶養に入りなおす。そういうことをするケースがあります。扶養に関しては、ご家庭の事情で、よく話あってしてもらえればと思います。しかし、絶対に無保険である状態を作らないでください。いつ、どういう怪我や病気になるか分かりません。そうなってからでは遅いのです。

3.就職活動の準備をする。
まずは、スケジュール管理をどうするかを考えましょう。休むということも大切ですが、その後、どのように就職活動を進めるかを紙やパソコンなどで作成します。そうしないと自堕落な生活に陥ってしまいます。1日の過ごしかたまで、スケジュールが落とし込めればベストです。この準備には、ネットの就職サイトへの登録や、リクルートスーツの用意も含まれます。履歴書、職務経歴書も作っておきましょう。

4.雇用保険受給の試算をする。
スケジュール管理に入りますが、雇用保険の受給開始まで3カ月の待機期間があります。つまり3カ月は、給付がありません。これを貰わないと損という人がいますが、3カ月あれば、早い人はもう就職しています。そして、就職活動というのは、時間がたつほど、企業があなたに下す判断も厳しくなります。「仕事してない期間が長い」というのは、マイナスイメージを持たれがちです。なお、派遣労働もそうですが、任期がある勤務で、契約満了で勤務終了した場合は、会社都合の退職にはなりませんので、待機期間は3カ月です。





退職したらすること
1.離職票を受け取ったらハローワークに求職者登録をしましょう。離職票はたいてい、退職してから1週間くらい経ってから、会社から来ます。それを持って、ハローワークに行き、雇用保険の受給手続きをしましょう。次の勤務先が決まっている場合は、次の会社の経理、総務に雇用保険の切り替え手続きを聞きましょう。

2.履歴書、職務経歴書を作成する。
 退職間際の項にも書きましたが、実際は、退職してからの作成が多いです。できるだけ早くに準備をしてください。写真に関しては、散髪をして、スーツで撮影をしてください。くれぐれも、応募を決めてから作るのではなく、先に作っておくことが重要です。気持ちに余裕をもつことが出来ます。

3.年金、健康保険の切り替えをする。
 厚生年金は国民年金に。健康保険は国民健康保険に切り替えます。前述の任意継続をするならば、社会保険事務所での説明会に参加し、手続きをします。この際、社会保険料の徴収は、締切日を1日でも過ぎたら失効してしまいますので、注意してください。厳しいルールがあります。

4.就職活動をする。
 こまめに求人情報をチェックし、応募しましょう。自分の希望に全て合致する求人はほとんどないでしょうが、少しでも気になればチャレンジしましょう。そうすることで、就職スキルがアップしていきます。





長文にお付き合いいただきありがとうございました。





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