待つのは難しい

2007-09-27 11:15:09 | 日常
「待つ」のは本当に難しい。うちの教室で、何度言っても勉強を始めないので、そのまま横に座っていてじっと待っていたことがある。するとその子はそのまま何時間でも何もしないでいられるのである。聞けば、授業中静かにさえしていれば先生に怒られないので、一日何時間でもそんなふうにしていられるようになったのだとか。「先生の顔を眺めたり、風が吹くのを感じたり、いくらでも何もしないでいられる」とその子は言った。以来「待ってもその子が気づかなかったらどうすればいいのか」と不安になるので、どうしても途中から「本出して、鉛筆出して、問題ははこれ、答えはここ」と世話をやいてしまう。「きょうはここをやりとげよう」と思って来てほしいと、特に受験生にはよく伝えるのだが…。伝説の少年さんのコメントを読み、小学生から自分で門をたたいたことを知り、改めて親がお膳立てするのは卒業しようと思う。本人が望んでこその将棋であり勉強である。強い人と指したかったら自分で見つけてくればよい。欲しい本は理由と金額を書いて頼みにきなさい。棋譜並べ、詰め将棋、足りないと思ったら自分からせよ。生活習慣もしかり。黙って座ればご飯が出るなどという至れり尽くせりは無用。実はEMIはもし育成会などということになったら、我が家の財政では通わせられない。今はない内弟子をお願いするか、住み込みバイトを探すか、いずれにしろ他人の家に行かさなくてはいけないので、本人の希望で早くから自分で全部やってきた。(EMIはいつでもお嫁にいけるだろう。)問題はTABO。つい手をかけてしまう。「歯を磨きなさいよ」とうっかり歯ブラシを手渡している自分に気づき動揺する。TABOは将棋だけは両立できていると思うのだがどうだろう。親も先生も全く待つのは難しい。
コメント   この記事についてブログを書く
« 先生の読み | トップ | EMIだ »
最近の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。