先生の読み

2007-09-26 09:10:57 | 日常
先日自分の教室で非常に反省したことがあった。高学年の教室生の親が突然みえて、学校でした全国統一テストの結果を見せてくれた。なんと国語も算数も40点程度。いつもよく理解できているし、普段のまとめテストなどは100点に近い。もう少しうちの教室の日を増やせませんか?ということだったので、あと2日増やすことにした。帰られてから、しばらく考えた。なにがいけなかったのだろう。その原因は私にあったのだ。その子は国語が苦手で、文章問題や説明文は3行で「長文」。だからせっかくわかるのに「何が書いてあるのかわからない、面倒」と解答するのを放置してしまう。うちに来た頃はまさにちんぷんかんぷん状態。だから、私が文章の長いのは音読して解説して、算数をやらせていた。考え方はこれで身についた。算数も好きになった。しかし手とり足とりしていたために、一人では問題が読めなくなっていたのである。この子には「ついて理解させる」のではなく「自力で読み取る」ことが必要になっていたのだ。道場での子どもたち、特に有段者。以前は教室ではないときも先生が「詰将棋をしなさい」「棋譜を並べなさい」と正しいところに連れていってくれていた。しかしこれでは一人ではなにもできなくなってしまうではないか。自分の意思で道場に通ってきて、「なにすればいいですか」では誰のための将棋か。いつまでも先生の指示を待つようではいけない(学校教育の弊害で子どもたちはいつも指示待ちになっているのかもしれないが)。きょうはこれをしよう、ここを解決して帰ろう、と目的意識を持って通ってほしい。たぶんこれが先生の読み!のはず。
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4 コメント

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さすが!! (伝説の少年)
2007-09-26 22:18:07
なるほどその考え方は正しいと思います!!!!!!
僕は鹿児島県内で引っ越しを何度かしたのですが、「〇〇市に強い人がいる」「今年の県名人は〇〇町の人だ」というような噂を聞きつけては小学生ながら1人でその強い方のご自宅や出没場所を訪ねたりしましたね…………。。
…でも家では将棋はあまりしませんでしたね。。。とにかく自分より強い方と実戦ガチンコでした(^_^;)
…だから定跡とか詰将棋は初段レベルですね(^^;

…まぁ有段者になったら『自分の目指す将棋』を自分で切り開くことが非常に大切なのでしょう。。奥が深くなっていきますから
(._.)

…こんなとき、いいライバルとめぐりあうと楽なのですが………残念ながら自分は…………ハイ…。。。
(-o-;

三股のみんなが羨ましいです。自分にもこんなライバルや素晴らしい先生がいたらなと……(..)

気付いてないかも (ヤマドル)
2007-09-27 08:50:27
小学生のころからそんなふうに実戦を積んでいたとは、恐るべし! みんなにも、足元にある宝に気付いてほしいです。
目的意識 (モリノブ)
2007-09-27 10:07:41
 目的意識は手取り足取り教えていると身につかないですが、自分の力で考えることができれば、どんどん伸びるでしょうね。教える側がそこまで我慢するのが難しいのと、今の教育で指示待ちが当然みたいな風潮が輪をかけている気がします。いつも悩みます。
モリノブ先生へ (ヤマドル)
2007-09-27 10:38:32
教える側が我慢するのが本当に難しいです。
私も内心歯ぎしりしながら子ども自身の頭が動き出すのをじっと待ってます。脱!手とり足とりなのですが、手を離すタイミングが難しいです。

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