「三郎兵衛そば」は、最上川三難所そば街道の6番店です。
富並と言う地域にありますが、豪雪地帯です。
築200年の古民家を開放した蕎麦屋さんです。
少し前まで萱葺き屋根だったのですが・・・今は、トタン屋根に
なってしまいました。
仏壇もあるしご先祖様の写真もあります。
頂いたカレンダーは、すべて掛けてあります。頂いたものは、
失礼の無いように感謝を込めてすべて掛けるのでしょうか?
燃料屋、農機具屋、信用金庫、車屋・・・何枚ものカレンダー
がぶら下がってます。
感謝状もたくさんあります。集落の発展のために尽力をされた
ようです。
蕎麦がでて来るまでの暇つぶしになります。
注文したのは、山形の田舎そばの基本である「板そば」800
円です。
ボリュームありますね~ざる盛りの2枚分ぐらいありそうです。
地元産のそば粉を自家製粉して使用しています。
荒めの蕎麦であるが、それだけに蕎麦の香りとコシの強さが
しっかり伝わる。
噛めば噛むほど口の中で風味が広がる不思議なそばです。
自家製の山菜料理や漬物も絶品。
素朴な味に懐かしさを感じる嬉しさです。
この厳しい冬に是非訪ねてもらいたいお蕎麦屋さんでした。
●三郎兵衛そば 村山市富並921
●電話 0237-57-2305
●営業時間 11時~19時(冬期は、18時まで) 要確認
●定休日 火曜日
思わず柔らかく笑ってしまいました。山形のある年代までの、おんちゃん、おんばちゃん、ずさま、ばさまは自宅がこんな感じだったなあ~。
山形からはなれて10年。いかにも山形らし様子が、お蕎麦屋さんに残っていてなつかしい。良いですねぇ~。
昔の民家をそのままお蕎麦やさんにしているのって、山形らしさの一つではないですかね。民家風、ではなく、あくまでも民家そのまま。
私は、おそばには詳しくないのですが、上山の原口そばには何度かいったことがございます。あのままですかね。
昨年、秋に新庄駅の板蕎麦を食べましたが
その「おいしさ」に感動しました。
駅の蕎麦なんで、それなりの蕎麦か?と思いきや
大阪人の私には非常に美味しい蕎麦でした。
蕎麦って作る人の意気込みが感じられる
食べ物ですよね~
「ヤンワリ」な大阪うどんも好きですが、
気合の入った東北蕎麦もいいですよね~~
お返事が遅くなり申し訳ございません。
上山の原口そばは、我が家から10分ほどの近さです。以前と変わらず営業していますよ・・・
もちろんあそこもカレンダーがずらりと何枚も掛けてあります。
民家風ではなく本物の民家蕎麦屋をもっともっと紹介したいと思います。
山形の蕎麦屋さんは、比較的「当たり外れ」が少ないと思います。皆さん研究熱心で努力を惜しまないで美味しい蕎麦を打ってます。
山形の蕎麦屋さんで怠け者は、途端に潰れてしまいます。どうぞまた山形の美味しい蕎麦を食べに来てください。