山田歯科エクセレンスクリニック:山田忠生の歯医者人生&文化活動人生

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■ゆめ機構・代表 

手腕家物語ー47

2011-01-28 | 手腕家ーあなたにその方法を教えてくれる物
宝塚仁川/山田歯科エクセレンスクリニック 歯科医師・山田忠生


そこでブッシュ通りの似通った場所に探索を移してみたが無駄だった。労を惜しまずにポスト通りの4ブロック先まで歩いてみた。さらに西にも南にも1ブロック先まで歩いたが、良い結果を得ることができない。

しかし、ついにグラウンド大通りに近いゲイリー通りにある店のショウウィンドーの中に青い壺を発見した。まじまじと穴のあくほど見つめ、それが探し求めていたものだと確信した。

ドアを開けようとしたが、予期していたように鍵がかかっていた。ドアを蹴り、大声をあげてみた。つまりはその声を聞きつけて、ビルの裏から警備員が現れるのを期待した。徒労に終わった。歩道の端までもどって、ドアの看板を見た。

 B. Cohen 美術商



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マークス「完全歯科医業学」概要:79

2011-01-26 | マークス「完全歯科医業学」概要:パンキー
宝塚仁川/山田歯科エクセレンスクリニック 歯科医師・山田忠生


5-4 方法論

ほとんどの歯科医師が採る病歴は貧弱なものであり、ときにはカルテ上に走り書きされた数行の記録にとどまっている。歯科大学で求められているような徹底的な病歴を採ることは、ほとんど実行されていないようだ。

つまり、”時間を節約する”ために近道をさがし、それを採用する。歯科医師が自らにとって”都合のよい”、そしてあまり包括的とはいえない方法を設けることは、病歴をとる最も重要な基本的視点ーつまり、十分な情報を提供したいという患者の希望や、そうすることができる能力といった、患者のもっている反応を見失うことになる。
というのも患者はすでにリラックスしており、信頼感をもち、記憶も徐々に呼び戻されつつある。(患者のこの種の反応や協力の展開にくらべれば、歯科医師の当面の都合などは結果に対してはあまり重要でないといえる。)

以前の歯科経験、それには受診時期や治療に対する患者の反応も含んでいるのだが、それらをすべて含んだ病歴を患者から採らなければ、歯科医師は完全な歯科治療を規定して、実施などはできないのではないか。
加えて十分な健康歴と同様に、歯科的状況に関連する、あるいは影響を及ぼす要因のすべてや、個人的事情、つまり年齢、職業、習癖(たとえばパイプやペンを噛む)などを、明らかにすることが重要である。



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夢と光の宝塚市文化芸術振興条例ー7

2011-01-26 | 宝塚アートサポート
ゆめ機構(夢のまちづくり「宝塚」市民機構)代表ー歯科医師・山田忠生


7:“宝塚アートマラソン”の認識

オシャレで、華やかで、キラキラとした「宝塚」は、宝塚歌劇の舞台のイメージがすべてという印象が強い。2014年には100周年を迎える宝塚歌劇のある宝塚市は、同じ2014年にようやく市制施行60年となる。

そして、約20年前にやっと人口20万都市となったが、それよりずっと以前からコンスタントに、宝塚歌劇には年間100万人以上の人々が訪れている。これらの人々が観光バスで、阪急電車や、JRで、あるいは車で宝塚歌劇の観劇に来られて、歌劇場と、せいぜいその周辺で食事やショッピングをされてお帰りになる。

宝塚市の本当に限られた小さな空間のイメージが、毎年100万人以上の人々から、何かにつけ発信される。それが、オシャレで、華やかで、キラキラとした「宝塚」であった。



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タタミの上を、ゲタを履いて歩くー(18)

2011-01-26 | やさしい修複歯科(審美修復治療・機能修復
宝塚仁川/山田歯科エクセレンスクリニック 歯科医師・山田忠生


私の長い(?)臨床経験の中で、ただ一度だけ、歯の自然脱落に立ち会ったことがある。かなり以前の経験だ。50歳代の男性の方だった。ある会合で知り合い、私が面識をもつようになった。

突然の電話で、歯が動いていて困っているので診てほしいという依頼があった。それではすぐに拝見しましょうということで来ていただいた。受付で登録していただき、私との面談も終わり、治療椅子に横になっていただいた。

これは、私が始めての患者との出会いの方法だ。開業以来、このやり方を続けている。決して、すぐに治療椅子へと促すことはしない。

私が、患者との話し合いや、知人などと話し合うためのテーブルと、それぞれの椅子、そして書き物などをする机と椅子、またこのようなブログをするためのパソコンも設置している、いわば応接室兼書斎という部屋が、治療室とはまったく独立してつくっている。
そこには、恐ろしい治療器具類などは一切無く、患者は安心して話をすることができるのである。



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『口福寄席』と桂文三さんー18

2011-01-25 | 笑われる「歯医者」
宝塚仁川/山田歯科エクセレンスクリニック 歯科医師・山田忠生


第1回『口福寄席』を、2006年に開催ー3

まず、企画趣旨は決まったが、さて出演していただく落語家(噺家)さんとの出演交渉をどうするか、ということがある。どこの、誰に話をもっていくのか、どうすれば交渉できるのか…。

何とかなるのではという、何となく確信めいたものはあった。すでに交渉をするための3つのルートがあった。その中から、どのルートでコンタクトするのか適切だろうかというのが重要だった。

ひとつは、あることから若手といわれる落語家と顔見知りとなっていた。その落語家から交渉していくというルートだ。
もうひとつは、それなりのレベルで複数の落語家と懇意にされ、すでに落語会を主催している人を知っていた。その人に以来をすれば容易に寄席は実現可能だった。

しかし、結果としては、そのどちらも選択しなかった。



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