山田歯科エクセレンスクリニック:山田忠生の歯医者人生&文化活動人生

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パンキー・マン・スカイラ―哲学による咬合再構築:補遺Ⅵ-16

2018-01-15 | 咬合病・修複歯科関連分野:論文など翻訳紹介
歯科医師・山田忠生


D'Amicoは、反対側の歯が機能的接触に近づくときの、偏心運動中の下顎の誘導に役立つ…下顎犬歯、第1小臼歯と機能的接触にあるときの上顎犬歯は下顎の側方、前方運動を決定する。また、犬歯は特殊な機能をもっている。それは非常に鋭敏な器官であるということだ。対合歯よりも下顎の偏心運動中に接触しているとき、咀嚼筋に望ましい歯周組織への刺激を他の歯よりも多く伝えて筋の緊張を緩和し、適用された力を減少する。これが修復物や歯周組織を修復し、失敗を予防する重要な機能である。

私はこの考え方には納得のできない点がいくつかある。犬歯の隆起が偏心位ですべての歯の接触を妨げ、機能的効果や快適性、歯周組織への最も好ましい機能的な力を分配を不可能にする。この咬合再構築哲学を以前から支持している人々が、犬歯の歯周組織への外傷性の刺激の故に、今ではあまりその考え方を指示していないことを私は知っている。


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