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山田歯科エクセレンスクリニック:山田忠生の歯医者人生&文化活動人生

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デンタル・コミュニケーション:31

2018-06-08 | デンタル・コミュニケーション
歯科医師・山田忠生


コミュニケーション・ネットワークが2人以上に延びているときには、まったく異なった心理的・生理的要因が作用するようになる。無視をされているのではという感情、顔を見合わせていくことが困難になること、情報の伝達の失敗(例えばアポイントメントや、治療に関して)などは、コミュニケーション・ネットワークに関わる人が増加するにつれて増やしていく。

コミュニケーションの機会が増加する積極的な面も見過ごしてはいけない。歯科医師やスタッフが、忘れることなく適切な行動をとるようになっていくということは十分に考えられることなのである。同様に衛生士にふさわしくない業務はアシスタントが受け持ち、歯科医師のある種の不注意は衛生士が発見して、修正することが可能となる。そのコミュニケーションが開かれたものであれば、それぞれがチームとして互いに援助しながら働くことができるのである。

複雑なコミュニケーション・ネットワークがオフィス環境を混乱させるか、あるいは高めていくかということは、オフィスの全員が責任や、機能の調和がとれるようにしていくかどうかにかかっている。
コミュニケーションとは、ある通路に沿って生じるものであるという説明だけでは十分とはいえない。いろいろな現実に起こってくるコミュニケーションは、オフィス内のコミュニケーション・ネットワークに対してそれぞれが自分の役割をどのように認識して、行動しようとしているかということで決定されるのである。




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