実際の所どうでしょうか？

平成18年も間もなく終ろうとしています。
テレビ等の報道では、景気は悪くないような事を耳にしますが、
実際の所、実感としてはいかがかと思っています。

　大手トップ企業の実績は悪くないようです。

しかし、これまで培ってきた技術を海外に持って行き生産を
人件費の安い工場で行っている企業が多いようです。
　生産作業はコンピュータ化が進み人員削減。その結果、
国内の中小零細企業の空洞化現象はおさまらずにいます。

　一部の優良企業が利益を出しても、今まで下請けをして
いた会社には仕事が廻って来ないのが現状です。
　依然として町の中では、景気の良さは感じられず、格差
の開きを感じます。
これから10年先を考えると、このまま過ぎ去っていく
気がいたします。

町に息吹を与える事は出来ないのでしょうか。

　今の時代は守りなのか、衰退なのか危機感はあっても、
ぬるま湯に浸かっているようで不安を感じます。
　今社会の第一線で働く世代の我々は、10年20年先の社会に
責任を持つ必要があります。世界と日本と地域とそこに
住む人と、時の流れと社会の流れが混ざり合いこれらが常
に躍動し人間社会が創られていくのでしょう。

　社会には常に動きがあるのですから、困難はありますが
自らの方向性を定め日々前向きに生きたいものです。
　町の活性化の特効薬を見つようと心がけていますが、
なかなか見つかりません。
もしかしたら今の現状を意識しすぎて、発想が頭打ちに
なってしまっているのではないでしょうか。
動きのある活力のある地域をみんなで気持ちを高め、
作り上げていきたいと思ってます。
　
実際の所どうでしょうか？