山田勝の元気な日常

明るく元気が取り柄というけれど、日々思う事あり…、
そんな日常を何かに残したいと思って開設した初ブロク。

松戸市立病院(千駄堀)建設は無理難題

2013-12-17 | Weblog


設計・施工の一体発注での建設で、平成29年3月の完成を予定している
千葉県松戸市の新市立病院建設事業で、発注公募に応募した3社すべてが
参加を辞退したことが16日、分かった。

いずれも「市が示した上限価格では建設できない」が理由という。

同市千駄堀に建設される新病院は延べ床面積約4万7千平方メートル。
ベッド数600床。市は設計と施工を一体化し、技術力なども考慮した
一括発注公募型プロポーザル方式で業者を選定することを決めた。
市は建設費の上限を134億円とし、10月2日に公募を開始。

3社から参加表明書が提出されたが、
その後、辞退届出書が相次いで出されたという。

市は計画の縮小などは現在のところ考えていないとし、
「開院の遅れは極力避ける。工費はできるだけ圧縮する」としている。

新病院は老朽化した現市立病院(同市上本郷)を建て替えるもので、
22年の市長選では同所での建設を訴えた本郷谷健次市長が、
東松戸への移転を訴える前市長らを破って初当選した。

その後も議論が続き、本郷谷市長は現在地に近い千駄堀への移転に方針を変更。
※インフラ整備や建物の建設費、医療設備の充実。
病院としての起動までに掛かる予算は300億を超えるかも知れないと言う状況。

建設費が足りず、受注したら業者が資金の圧迫で身動きが取れない。
かなり難しい状況です。
松戸市の行政運営のリーダーは、あまり勘が良くない様で
松戸の歴史の停滞状況が発生しているようです。

節約はもちろん大切ですが、予算が無ければ良い物は出来ません。
病院問題は暗礁に乗り上げてしまっているようです。