【写真:アケボノソウ】
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2013年9月28日(土)
標高:三角点 1302.5m
登山口: (湿原約1186m)
標高差 約116.5m
Member.2人(トシちゃん、sanae)
天気:晴れ
【コ ー ス】
センターハウスP~玉原湿原散策~三角点~
玉原湿原散策~センターハウスP
(車移動)覚満淵へ(一周)
日曜日はサイテイメンバーと巾着田の予定。
前日はどうしましょう?と考えて、
やはり見損なっているアケボノソウを何とか観たく
玉原湿原に足を延ばしてみました。
観る時期を逸して可能性は薄かったのですが
終盤ながら少しだけ会うことが出来、行った甲斐がありました。
玉原湿原入口にあるセンターハウス前の駐車場へ
ここはトイレが中で夜間使用できないようです。
少し手前の「最後のトイレ」と書かれた駐車場で仮眠し、
朝移動してきました。
湿原を散策しながらブナの樹林帯も楽しむことに。
センターハウス右の林道へ行くと早くも色とりどりの実、
少ないながら秋の花々がお出迎え。
ツリバナ・・・玉原では種類が4種類ほどあるそうです。
ぶなのわきみず
この蛙を見て、以前鹿俣山に来た時に通ったのを思い出しました。
ノコンギク?
ツルリンドウ
青い実、なんだろう?
アキノキリンソウ
ガマズミ
ウメバチソウ
夏の名残りから秋色へ
ツクバネソウ
ヤマウルシが赤く
?
真っ青な空
キンコウカが枯れて草紅葉が始まっています。
分岐がいくつもありますが、どこも標識が分かりやすくはっきりしていました。
ヤマトリカブトはあちこちに。
尼ケ禿山への分岐を分けてブナ平へ
尼ケ禿山も鹿俣山も歩きましたが
その間のブナ平はおそらく歩いていませんで(^^ゞ
そういえば後から数名のグループ(同年輩くらい?)がやってきて
挨拶した時「鹿俣山ですか?」と尋ねたら、一人の女性が「禿へ」と答えました。
すかさず「ハゲへ?」と自分の頭を指差すトシちゃん!
大うけでした・・・ってどこまで自虐ネタを引っ張るんだか・・^^;
・・・と、またここで引っ張っているし・・・(^^ゞ
ミヤマシキミ?
キノコいろいろ
タムラソウ・・少しだけ咲き残り
ん?これまたクモキリソウでしょうか?
この頃は歩くたびに目に入ってきます(^^ゞ
ブナ平というだけあって見事なブナ林
ツルリンドウの実
カメバヒキオコシ
ガンクビソウ
三角点
休憩しようと思いましたが
ピークというより登山道沿いだったのでそのまま通過。
少し下がった広場で休憩です。
お団子を食べながらのんびり(^^ゞ
水源コースを下ります
リョウメンシダ・・・美しいシダの一種
この沢水が湿原へ流れ込んでいるのですね~
玉原湿原は、武尊山の山麓に広がる日本海型ブナ林に囲まれている湿原
植生の珍しさから尾瀬にたとえられ「小尾瀬(こおぜ)」と呼ばれているそうな!
ということでミズバショウも咲くそうで、四季折々のお花が楽しめるのですね。
今はもう秋の風景、草紅葉です。
コオロギ
ゲンノショウコ
ナギナタコウジュ
ヤクシソウ(薬師草)
葉の形が薬師如来の光背(後光)に似ているというのが名前の有力説だそうです。
花の少ないこの時期、華やかにたくさん咲いていました。
サラシナショウマ
見たかったアケボノソウ
もう終盤で少しだけ
やはり開花時期は終わっていましたが、その他の気になったお花たち
(また来年も見に行かなければ(^^ゞ)
イチヤクソウ
ジンバイソウ(神拝草。ラン科ツレサギソウ属)
最初はクモキリソウかなと思ったのですが、
途中出会った男性(玉原湿原周辺のガイドさん)に
教えていただきました。
アケボノソウの咲く場所をはじめ、いろいろ教えていただきラッキーでした。
こちらはアキノギンリョウソウ
終盤ですが、通常咲く梅雨時くらいのギンリョウソウとは違い
今くらいの時期(やや終わりですが)に咲くそうです。
特徴は紫がかっているということで、これも初めて知りました。
花の終わった後ですが
もう見ることはできないと思っていたアケボノシュスラン
お蔭でいろいろ収穫がありました。
また来年以降のお楽しみです♪
センターハウスのレストランで
季節限定の玉原ぼっこれうどん(850円なり)
ぼっこれとは方言で(キノコを)放り込むというような意味だそうです(^^ゞ
安くて美味しかったです。
玉原で思いがけなく時間がかかってしまいましたが
このあと覚満淵にも行ってみました。
4時半ごろになってしまいましたが一周。
気持ちが急いているとダメですね^^;
でもこちらも草紅葉が楽しめました。
リンドウ
マツムシソウ
アケボノソウは見落としたようで
とうとう見つけることが出来ませんでした(^^ゞ
夕暮れになってカモの親子が水面へ
子供たちは大きくなっていましたが可愛かったです(^^♪
今回はいろいろとタイミングが悪かったのですが
ガイドさんに出会ってラッキーでもありました。
遅くなって温泉は無理かもと諦めモードでしたが、
埼玉県東松山市のスーパー銭湯「野天風呂 蔵の湯が
12時(受付11時半)まで営業でこれもまたラッキーでした(^^♪
700円。
翌日は埼玉県高麗の巾着田へ
玉原に覚満渕までとかなりあちこちと行きましたね。
ここにアケボノソウがあるなんて全く知りませんでした。
冬にばかり歩いて居るせいでしょうか??。
玉原と覚満淵はどちらも短時間で歩けて近いし・・なんて
思っていたのですが、
探し物をしていると時間がどんどん過ぎてしまいますね(^^ゞ
インレッドさんがご存知なかったのは意外でした。
この辺りの冬の風景も又素晴らしいですね。
いつかまた霧氷を見に行きたいです。
sanaeさん達が歩かれたコースはさすがに手に取るように分かります。(笑)
私達が歩いていた時も湿原の保護活動をされている方から今、咲いている花などの教えてもらって探した花もありました。
ツリバナ、綺麗に撮れていますね。
冬場スノーシューで歩いたら楽しそうです♪
チョット時間のある時に寄り道できるコースなので、
折を見てまた行ってみたいと思いました(^_^)
保護活動されている人に出会っていろいろ教えて戴けるとありがたいですね。
ツリバナは上がヒロハツリバナだと思うのですが、ここには4種類もあると聞いて十把一絡げにしてしまいました^^;