気楽に山歩き

山歩きもHPも気楽に楽しむ日々を綴ります。話題は主に山歩き関連です。

南ア:仙丈ケ岳(2014.9/24-25)レポ

2014年10月02日 | 山歩き

広河原でのバスの待ち時間を散策で楽しみ
いよいよ8時出発のバスで北沢峠へ。

コチラのバスは他に釣り人2名、
途中の野呂川出合で下車でした。

30分足らずで北沢峠に到着。
前週の三連休はとんでもなく混んだようで
バスの往復回数は半端なかったそうですが
この日下りたのは我ら三人だけ。


この情報はしっかり今夜の山小屋、仙丈小屋に
連絡されていたのかもしれません。
(翌日は誰もバスに乗らなかったと小屋に連絡がありましたから^^)



仙丈ケ岳に登るのは3回目。
トシちゃんは2回目、姉は初めてです。

甲斐駒よりはずっと登りやすい記憶ですが、
今回歩いてみて、なかなかどうして大変でした^^;



喉が痛くて声がガラガラしていましたから
風邪気味かなと思いながらゆっくり登っていく私^^;



一合目、二合目・・・と
これも励みになるときと、そうでない時もあり(^^ゞ



セリバシオガマ、まだいくつか咲いていました。


常緑樹も多いですが、木々の間の紅葉に癒されました。










相変わらず元気な先行2人。


写真を撮っている間にどんどん引き離されます^^;





大滝の頭五合目の少し手前の眺めのいいピークで小休止。
元気な姉と遅れ気味の私。



姉のザックからは次々といろいろな食べ物が出てきます♪
私もドラえもんと言われるけれど、それ以上だわ!(笑)
いっぱいご馳走様でした(^^ゞ

紅葉と高嶺かな。


その先に大滝の頭五合目


登るほどに高嶺の向こうに鳳凰三山が!


甲斐駒も目の前にド~ン!


あれをまた登るのか・・・
大変だった記憶しかない・・・^^;

でも楽しみにしている姉(^^ゞ


紅葉と甲斐駒


鋸岳と甲斐駒ケ岳、その中央奥に八ヶ岳


鮮やかな赤


この目の前の緩やかな山容がきれいですが
六合目、まだまだ登るんですよね^^;


甲斐駒と右に栗沢山、アサヨ峰。


アサヨ峰山頂ではガスって何も見えなかった^^;
もう何年前になるだろう?


手前に栗沢山、アサヨ峰。
奥にオベリスクが特徴の鳳凰三山。


鳳凰三山ズームで。


富士山も見えてきました。


ズームで小太郎山の奥に富士山


この贅沢な展望を三人で貸切状態でしたが
そこへソロの若い女性が登ってきました。
仙丈小屋で一緒になりますがこの日の小屋は4人の貸切でした♪


富士山と北岳。日本の標高№1、2


台風が近くをウロウロしているのに
素晴らしい眺めでした。

紅葉も今年は早々にきれいです。






トウヤクリンドウ


小仙丈ケ岳でお昼休憩。


雲が出てきてしまいましたが
富士山と北岳と間ノ岳。日本の標高№1、2、3が
並んでいます。
間ノ岳は4位でしたが今年標高が訂正され、
奥穂高岳と同じ3番目に高い山になったのでした。


馬の背ヒュッテのある斜面も黄葉
翌日はそちらを通ります。


ウラシマツツジの紅葉
鮮やかです。






山頂方面に雲が出てきてしまいました。




仙丈小屋の分岐に着く頃にはとうとう降りだしました。


激しい雨では無く、山頂まであと少しですが
展望もないのでこのまま仙丈小屋へ向かいます。




ボケボケですが、薪ストーブが暖かい&温かい♪


美味しい夕食でした。
お味噌汁がとても美味しかった!♪


管理人さんとスタッフ2人、宿泊客4人。
和気あいあいと楽しい夕べでした。

前夜は10名ほどの宿泊だったそうですが
下山ですれ違った人が話していた通り
きれいな小屋でした。
トイレが外で、雨の中行くのは億劫でしたが
トイレ(水洗)もとてもきれいでした。





南アルプス・・大昔は海底だったそうな。



このあと翌日まで天気予報は雨。
(小屋にはテレビあり。携帯・スマホ通じます)

夜中じゅう雨と風もあり、翌日は早く起きても・・と思っていたら
管理人さんのご厚意で朝食は通常の5時半でなく、
ゆっくりめ(6時半か7時ごろだったか?)にしてくれました。

コーヒーなど戴いて朝食を済ませた後、
霧雨の中、空身で山頂へ行ってみます。




視界はありませんでしたが
未踏の姉がピークを踏めてホッ!




大仙丈ケ岳と書かれている方に行ってみましたが
展望なくはっきり確認できず小屋に戻ります。

晴れていたらここの斜面も綺麗な紅葉


小屋に戻るとお菓子と温かいコーヒーを出していただいて感激。
貴重な水なのにありがとうございました。
お礼に整備費を少し寄付させていただきました(^^ゞ
(登山道整備などは小屋の方がされているそうです)

良い管理人さんとスタッフさんだったな。
情報もいろいろ戴きありがとうございました。


この日は仙水小屋まで移動するだけ。
姉も仙丈のピークを踏んだので心置きなく下山します。


雨というよりはずっと霧が巻いているようなお天気。
管理人さんの言われた通り、
馬の背ヒュッテ経由で北沢峠方面へと向かいます。
昨夜雨が降ったにも関わらず水場は枯れていました。


晴れていればもっときれいだったでしょうけど
雨の中もまたいいものでしたよ(^^ゞ













途中には鹿からの保護柵。


馬の背ヒュッテ。大きい小屋でした。






ここで大滝の頭五合目の方に向かう予定でしたが
北沢峠と書かれた方に向かった結果
藪沢コースに行ってしまいました。


地図で確認、ここで一応GPSをオンに。

ルートは少し崩れている所もありましたが
気をつければ大丈夫でした。

紅葉は綺麗で
お花が多かったのも収穫でした。
(お花は別にアップします)


雪渓が少し残っていてビックリ。
このまま根雪になるのかな?
































遠回りになりましたがやっと大平山荘へ。


軒先をお借りしてここで遅いお昼(13:20頃)
止んでいた雨はここでまた降り出したので助かりました。

こちらの奥さんが親切で、甲斐駒に登るなら
北沢峠のこもれび荘に余分な荷物を預けて
軽くして行った方が良いとアドバイスを戴きました。

これはもう有難いことで、即従います(^^ゞ

大平山荘からの登り返しがきつかったけれど
林道に出てホッ!


こもれび荘に荷物を預けてホッ!
(荷物をまとめても、一人分300円、計900円でした)


仙水小屋までの登り返しもまた大変でしたが
途中の紅葉はきれいでしたし
荷物も軽くなりましたから
あと少しで小屋と思えば頑張れましたp(^-^)q





仙水小屋。頑張って15時少し前に到着。
合羽は水が切れるまで軒先に。


貸切かと思いきや前日から宿泊の若い男性が一人
雨で停滞で、この日も4人になりました。

部屋はそれぞれ一階と二階に貸切。
部屋はストーブ付き。合羽などしっかり乾きました。

こちらは休憩室?この部屋で食事を戴きました。
混んでいるときはここも宿泊の部屋になるそうです。
ご自由にどうぞとバンドエイドが用意されてましたよ、細やか♪


ようやく落ち着いて寛いでいますが
私は疲れ果てて宿代の計算を一桁間違えるほどに
思考回路が壊れかかっていました^^;

実際体調が思わしくなく、
翌日の甲斐駒も行けるのかなと心配でした(^^ゞ
家を出る前にマゴタンズが風邪気味でしたから、
風邪菌を少し貰ってきていたのかもしれません・・^^;
あるいは連日の寝不足かも・・・


そして噂通りのお刺身付き夕食。
その献立は山小屋らしからぬ繊細さ。
お刺身や果物の種類の多さ、バランスのとれたメニューにびっくり!
とても美味しゅうございました。



宿泊費7,000円って、安くないですか?
とっても嬉しいですが♪

こちらの管理人さんもまた情報提供が的確で
ありがたかったです。





その夜はずっと雨音・・・
雨なら帰ろう・・・
エッ?停滞ですか?
登らないという選択肢は無いのね(^_^;)・・・ムニャムニャZZZZZZ


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2 コメント

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紅葉 (misako)
2014-10-05 23:40:53
仙水小屋の食事は良かったですね~^_^/
果物が嬉しかった~それに、水洗トイレが良かった o(^_-)O
仙丈ヶ岳は女性的な山と云うけど…見た目よりキツイ山でした。
紅葉は最高に綺麗でした!
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お姉さん (sanae)
2014-10-06 01:26:34
今まで数少ない小屋泊で、ヨカッタと思えたのは少ないのですが今回は全部良かったですね。民宿も良かったし♪
仙水小屋の献立はもう噂通りのビックリドンキー!
まさに原始の水洗トイレ快適でした(^^ゞ
仙丈ケ岳は今回3回目でしたけど、今回が一番きつかったですよー
体力落ちたなと痛感でした^^;
お姉さんは凄い!
紅葉と展望に癒されましたね♪
返信する

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