【写真:鍋倉山へ向かう途中の紅葉】
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2013年11月2日(土)
標高:黒倉山(くろくらやま)1242m~鍋倉山(なべくらやま)1288.8m
登山口: 茶屋池はうす 約1090m
登山口を最高地点の標高差 約198.8m
(巨木の谷約1000m下り、登り返しているので実質標高差約300m弱)
Member.2人(トシちゃん、sanae)
天気:晴
【コ ー ス】
茶屋池はうす8:03~黒倉山8:53~久々野峠8:58~
鍋倉山9:11-47~久々野峠9:58(巨木の谷へ)~分岐10:22-41~(周回)~
分岐(戻り)11:35~久々野峠12:03~黒倉山12:09-32~茶屋池はうす13:15
所要時間約5時間12分(休憩時間含む)
週末は文化の日が日曜になったため月曜日への振替休日で三連休。
先ずはインレッドさんやizumiさんをはじめ、
いろいろな方の情報を元に紅葉巡りの計画ですが、
鼻曲山に行くことは決めたものの、他の二日間がなかなか決まりませんでした。
残雪期に行った信越の鍋倉山の紅葉もきれいだそうで気になりつつ、
今年はもう遅いだろうと思っていたら、まだ綺麗らしいと週半ばの情報!♪
天気が良さそうなのは初日。
場所によっては二日目、三日目が微妙ですが
いくつかリストアップし、天気予報をチェックしつつ、
初日は黒倉山~鍋倉山に決定。
関越の塩沢石打ICを24時過ぎに降り、津南経由で向かいます。
途中、道の駅信越さかえで車中泊。
朝7時ごろ登山口へと出発しました。
記憶に新しい今年の残雪期(GW)にも歩いていますが景色はもちろん全く違います。
綺麗な紅葉に胸躍らせますが、山頂や稜線はどうやら落葉の様相・・・
積雪期の駐車場よりはるか上にすいすい行ける有難さ♪
関田峠までは行かず、茶屋池の登山口から行くことに。
駐車スペースは少ないですが車の奥に見えるのがトイレで中はとてもきれいでした。
そして駐車場の側には大きな茶屋池はうす。
中に入るとこんな感じ
一階
二階
板の間のフロアで避難小屋というより休憩所という感じでしょうか?
でも椅子が無かった(と思う)ので、休むには落ち着かないような気もします。
冬は山スキーやスノボーを楽しむ人が多く訪れる山なので
その時期開いて使えるようならとても重宝する小屋に思えます。
冬期行かれる方は事前にご確認ください(^^ゞ
紅葉ですが、既にあたりはすっかり落葉・・・落胆^^;
茶屋池も・・・
また自虐ネタを呟きながら歩き出すトシちゃん^^;
名残紅葉・・・
帰りに池を周りながら歩こうと思いましたが
結局それも止めました^^;
雪が深いのでまっすぐな木は少ない稜線
お蔭で何度頭をぶつけたことか!
トシちゃんは思いっきり当てて・・・
帽子かメットを被った方が安全ですがな・・・
ツルリンドウ
落ち葉を踏んで
イワウチワの葉?
秋の装いから冬を待つ準備を始めた木々。
黒倉山山頂
雪で深く埋もれていた時とは大違い。
狭い山頂でした。
久々野峠、ひとまず通り過ぎて鍋倉山へ向かいます。
残雪の時は山頂までずっとガスの中だったのも今は懐かしい。
雪で覆われたこの山頂も広々としていましたが・・・
鍋倉山山頂
この山頂でぱっとガスが晴れ、素晴らしい展望が広がったのですが
今は木が取り囲んで視界の悪い、狭い山頂でした。
北信五岳(妙高、戸隠、黒姫、飯綱、斑尾)が見える山頂ですが
この時期はっきり目に入るのは妙高、火打。あとは木に隠れて・・・
ズームで
山頂ではこの辺りも良く歩かれているというご夫婦と
山の話など束の間の歓談でした。
仕事先の塩尻から石川県の自宅に帰宅途中立ち寄ったという明るいお二人と別れ、
私たちは久々野峠から巨木の谷へ行ってみることにしました。
どのあたりまで下るのかと思いつつ緩やかに下りますが、
案の定トシちゃんのボヤキが始まります^^;
分岐でひとまずリンゴ休憩^^;
この日トシちゃんのカメラ(一眼)の設定がおかしかったらしく
ほとんどの写真が失敗!翌日気づきました。
なので、私の写っているものは殆ど無く、リンゴの写真もなく・・(^_^;)
休憩後、森太郎と森姫の巨木を見に、さらに下ります。
トシちゃんの頭の中はここを登り返すのがいいか、県道に出て登り返すのがいいか、
県道を歩かずショートカットできないものかと忙しく動き回っていたようです^^;
下るほどに紅葉♪
そして森太郎と名付けられた巨木ブナ
風格があります。
シオデ?
森姫と名付けられた巨木ブナ
説明書きによれば森太郎の推定樹齢400年以上、森姫の推定樹齢300年以上。
1986年に発見されましたが、もし側にこうして人が踏み入ることが無ければ
もっともっと元気に育っていたということでしょうか?
森姫は静かに眠りにつこうとしているようです。
森姫の近くのブナ林
トシちゃんの出した結論は私の言うように「戻ろう」でした(^^ゞ
上の分岐から反時計回りに歩いたことになります。
コンニチワ(^^ゞ
上の分岐に戻りました。
このあたりだけでもきれいな紅葉が見られて満足、満足♪
再び、いえ三たび久々野峠。
黒倉山にもどり、ここでお昼にしました。
側で休憩していたご夫婦からここにある三つの標識の標高表示が
全部違うと教えていただき、改めて見比べました。
あら!ホント!ビックリです(@_@;)
古いと思われる石柱1245m⇒その隣の1247m⇒新しい信越トレイルの1242m
ちなみに国土地理院の地図では最新の1242mとなっています。
ということは鍋倉山はどうだったのだろう?と気になってしまいました^^;
黒倉山をあとにして下山します。
登山口から最高地点の鍋倉山までは標高差200mほど。
累積標高差はありますが多少のアップダウンですから
小さいお子さんを連れた方も何組か見かけました。
「山歩きは楽しい?」と小学一年という女の子に聞いたら
笑いながら首を振っていましたっけ(^^ゞ
若い両親も楽しそうに笑ってました。
そういうもんですよね(笑)
子供さんが山歩きを大好きになるように
頑張れ若いお父さん、お母さんp(^-^)q
登りはテンションダウンでしたが下りは気分よく
写真を撮っていました(^^ゞ
茶屋池に着いて
こういう風景を描いている人も大勢いました。
駐車場で観光の若いお嬢さん二人と少しおしゃべりし、
下での紅葉情報を戴き登山口を後に。
車で少し下った展望台で
このように見えているそうです。
左奥に鍋倉山かな?
そしてさらに下った、残雪期の時停めた駐車場で。
見上げる紅葉はきれいでした。
紅葉はどんどん麓へ(車の中より)
田茂木池で
せっかくなので登山口で聞いたお嬢さんたちがきれいだったという
紅葉スポットへも寄ってみました。
“森の家”の手前の二つの橋へ。
橋の上から鍋倉山方面
ズームで
紅葉を見るには時期的に少し遅く残念でしたが 麓はまだ楽しめました。
いつかまた残雪期も紅葉時期も再訪できたらと思う素敵なブナの山です。
このあと奥志賀林道を通って秋山郷へ。
ドライブで途中の紅葉を楽しみます。
続きます。
インレッドさんとバッタリした記念の山歩きでしたから忘れられません。
巨木の谷の途中で引き返したので様子が分かりました。
今更ながらですが行けば良かったな~と反省です。
今回、我が家も野沢温泉が第一目的でしたが信越トレイルの天水山あたりも考えていました。
次回の楽しみにです。
インレッドさんとバッタリで、その時の紅葉が見事でしたよね。
今年はどうかなと思いましたけど、さすがに翌週では遅いですよね^^;
izumiさん達のレポを思い浮かべながら仮想紅葉狩りを楽しんできました(笑)
巨木の谷は良かったですよ、でも
森太郎はまだしも森姫は可愛そうなくらいでした。
天水山、どんな山なんでしょうね~
また楽しみにしています♪
鼻曲山のまとめ早かったですね。
コチラをアップしてから拝見させていただきます(^^ゞ