自然に恋して

春は山菜採り、夏秋はキノコ採り、春夏秋は山登り、冬はスキー、自然に恋する男がひとり

北八甲田(大岳・硫黄岳)を滑る(2)

2018年04月22日 | 日記
平成30年4月14日(土)曇り


昨13日は、天気予報では昼前から晴れの予報だったので、
大岳などを滑る計画であった。
そこで、ガスの中を酸ヶ湯温泉から登り始める。
ガスがひどいので、仙人岳ヒュッテで晴れるのを待った。
酸ヶ湯温泉から約2時間で仙人岱ヒュッテに午前10時に着いた。
しかし、いくら待っててもガスが晴れる気配がないので、午後1時に
止むなく下山した。
宿で、ゆっくり温泉に浸かり宴会。

最終日、どうしても大岳を滑りたいので、曇りから雨の予報の中を
出かける。

幸い雨に降られずに、念願の大岳と硫黄岳の大斜面を滑ることができて
大満足。

<コースタイム>所有時間:5時間20分
酸ヶ湯温泉8:50・・・睡蓮沼P9:10・・・仙人岱ヒュッテ10:35・・・
大岳(1584m)12:00-40(昼食)・・・滑走・・・仙人岱ヒュッテ13:10
・・・硫黄岳(1360m)・・・滑走・・・睡蓮沼P14:30==
酸ヶ湯温泉旅館14:50-15:00==ロマンチック村P23:00


では、写真をどうぞ!!

地図です。


風情のある酸ヶ湯温泉旅館。混浴の千人檜風呂は有名で、日帰り入浴に観光バスが立ち寄るほどだ。
奥に、八甲田の主峰で百名山の大岳が聳える。


睡蓮沼P。すでに数台車が止まっている。


さあ、スタートだ。真中の大岳に向かう。


曇ってはいるが、視界はあるので景色を楽しめるのが有難い。風がないので、寒くはない。


左から、硫黄岳、大岳、小岳がずっしりと構えている。


振り返ると、一昨日、登った南八甲田の山々が見える。
真ん中の真っ白い山が櫛ヶ峰だ。今回は、滑る機会がなかったが、いつか滑りたいいい斜面だ。


硫黄岳の前を通り過ぎる。こちらもチャレンジ精神をくすぐる大斜面が呼んでいるようだ。


仙人岱ヒュッテへの急登が始まる。


振り返ると、硫黄岳の真っ白な斜面が美しい。


登山口から約1時間15分で、仙人岱ヒュッテ到着。中には、入らずに小休止してすぐに大岳に向かう。


最初はなだらかな斜面だが、


途中から、傾斜がきつくなり、スキーを担ぐ。


振り返ると、左の手前が硫黄岳、中央奥の白い山が櫛ヶ峰、結構、高度を上げてきた。


大岳への登りは、途中から夏道を行く。


傾斜はきつい。


振り返ると、硫黄岳がきれいだ。その奥は、南八甲田の山々が広々とたたずむ。


夏道をロープを頼りに登る。


エビの尻尾が大きい。さすが北国だ。


途中から、階段が現れる。階段は苦手だ。


仙人岱ヒュッテから約1時間半で山頂に着く。


山頂からの眺望をお楽しみください。

西には、雪を冠した岩木山が浮かぶ。


おにぎりかじって岩木山。


北西には、右から井戸岳、赤倉岳、田茂萢岳、ロープウエイ山頂駅が鮮明に見えている。


そして、東には、小岳とその奥に円錐形の端整な山容の高田大岳が連なる。


北東には、エビの尻尾の彼方に陸奥湾が望める。


昼食としよう。



さあ、滑走開始だ。


違う沢に滑り落ちて尾根に登りかえすのに一苦労。いい急斜面だったので、そのまま滑り落ちたかった。


小岳に向かって滑降する。


大斜面は、カリカリ凍っていて少し怖い。しかし、反面、スキーが引掛かることがないので転ぶ確率は低い。


大滑走。


歓喜の声を上げて滑る。


滑る。スキーがスムーズに回る。


山スキーの醍醐味を満喫。


仙人岱ヒュッテに滑り込む。


今度は、硫黄岳を滑る。


硫黄岳の急斜面を登る。


振り返ると小岳が端正にたたずむ。


ヒュッテから30分程で硫黄岳山頂である。


山頂から、小岳、高田大岳を望む。どちらの山も今回、滑る計画であったが、悪天候に阻まれて実現しないのが残念。
しかし、山は後に残すのがいいとかいう格言があるとかなので・・・・


先ほど、滑走した大岳。あの右の大斜面を滑ってきたんだ。良かった、ホントにいい斜面だった。
中毒になりそう。


さあ、大斜面を滑ろう。


一気に滑り降りよう。


気持ちよさそうだね。


この大斜面を独占するなんてなんて贅沢。


カッコいいぞ!!



天気がいい時は素晴らしい展望を楽しめるのだが、これだけ視界があれば良しとしなければなるまい。
大岳と硫黄岳の大斜面を滑れて本当に大満足である。八甲田には5,6回来ているが、今回は念願が
叶って幸せである。
同時に、山スキーに益々ハマってしまいそう。


今回はこれでおしまい。



↓弊社のホームページも是非ご覧ください。



コメント    この記事についてブログを書く
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 南八甲田(横岳・駒ヶ峰)を... | トップ | 至仏山を滑る »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

日記」カテゴリの最新記事