長野はすべて山の中

長野周辺の山散策日記 山の風景やランニングのこと
時に自転車や気になる音楽の話しに暫しおつきあいの程を・・

ロードにシクロタイヤを履かせてみた-1

2013年05月17日 | スポーツ

山へのアプローチ 
近場の山ならこの季節車より自転車のほうが気持ちよい
家を一歩出た瞬間から全身で楽しめる
 

ただし登山口周辺はオフロードもある
ロードの細いタイヤだとこういった状況時走るときは気を使う
パンクを避け乗らずに降りて押し歩く

自分の自転車はスペシャの今はラインナップから消えている
「セコイア コンプ Mサイズ」
フロントが3枚あるしジオメトリーもロードレーサーほど前傾は強くない
フロントフォークとシートステーはカーボン
スピードを追い求めるよりロングライドをゆっくり楽しむタイプ

今履いているのは23cの「オールコンデション」というタイヤ
これをもう少し太いオフロードもそこそこ走れるものに変えようと画策した

ショップに相談したら「HOUFFALIZE CX SPORT32c」シクロクロス用が手に入るとの事
ワイヤービードだし重いしブロックパターンだし
当然ロード使用ではそれまでと比べれば重いし踏み応えがある

がこの時期の森の小径を自転車で走る誘惑は絶ちがたく
スピードを犠牲にしても太いタイヤを使ってみたかった
太い分クッションも良くなるはず

ショップで在庫のシクロクロス車から同じ32cのタイヤを履いているホイールをはずし
自分の前輪にはめさせてもらった

はまらなかった 
空気がパンパンに入っているタイヤは太く
ブレーキシュー幅を通らなかった
でもエアーを抜くことでクリア

大丈夫だ いける 速注文した

手に入ったところで前後タイヤを交換
太いタイヤが精悍なイメージ
「おっ イイね」
5bar空気を入れ意気揚々と漕ぎ出した

「ゴー」
何が起きたか最初わからなかった
ブレーキゴムか いや違う

「わあー」シートステーに完全に干渉している
少しエアーを抜けばいけるがそれにしてもクリアランスなさすぎ
だいいちエアーを抜いた抵抗の大きい自転車で10%も超えるような坂を含む山までの道のりをこぎ続けるのはとても御免だ
後輪まで確かめなかったミスだ
まいった 計画は白紙に戻った

「マウンテンで登るか 重いなあ・・」 
「それよりタイヤどうする」
「返品できるのか」
「このタイヤに合う自転車買うか」
「そんなこと出来マッかいな」
呆然と自宅 ひとり言つ
室内においてある少しほこりをかぶった妻の自転車を眺めていた

妻も同じモデルの自転車を持っている
体型は私と同じくらい
ユニクロのチノパンなど共有できるくらいだ
悔しいが妻のほうが足が少し長い
腕も少し長い

ただし自転車はSサイズのフレーム
グレードもひとつ下
シートステーはカーボンではなくアルミ
コンポは私のおさがりのアルテグラ
最近あまり乗っていない

ひらめくようにひとつの考えが浮かんだ
「アルミバックなら大丈夫かもしれない!」


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