「古都逍遥 京都・奈良編」「花の詩」「日常のこと」や花や風景写真

 京都・奈良を中心に古刹・名刹や「花の詩」等の紹介。花や風景写真、オリジナルの詩、カラオケ歌唱など掲載しています。

心ひとつ五輪のもとで

2021年07月24日 00時51分50秒 | オリジナル作詩
東京五輪が開会した。期待していたオープニングイベント気な華やかさはなかったが、伝統文化でお出迎え、聖火をつないで、ようやくたどり着いた。
演出を彩ったPanasonicのプロジェクションマッピングに感動、称賛を送りたい。技術立国日本を象徴する技術力のすばらしさを見せてくれた。
 そんな思いを綴ってみた。

「心ひとつ五輪のもとで」
57年ぶりにやってきた
“おもてなし”の東京五輪
世界平和の祭典だけど
東日本は未だ復興途上
コロナに襲われ一年遅れ
なおみが点けた聖火が燃える
世界中の人たち手をつなぎ
人種差別もジェンダーも
貧困もない進もうSDGs
海も陸も川もスタジアムの
アスリートよ記録をかけて
思いをかけて全力つくせ
夢や華だと騒げないが
強い絆なの日本人
みんなで支え応援しよう
再び歌おう“東京五輪音頭”
オリンピックの顔と顔
ソレトトント トトント
顔と顔


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青い風船と雲

2021年07月23日 13時45分27秒 | オリジナル作詩
 今日も暑い、36度を超えているだろう。
原稿を書いていたけど身体が怠くて持続できない。
ベランダが鉄板のように熱くなっているので水打ちをするとヒンヤリしてきた。
そのまま空を眺めていると入道雲が粘土細工のように形を変えて行く、
ボ~っと見つめていると、ふと、こんな詩が浮かんできた。
「わーいわーいお祭りだ」
の続きのように浮かんでくる。とりあえず綴ってみた、手直しはこれからボチボチと・・・。

「風船と雲」
青い風船 ふわふわお空を泳いでる
どこから飛んで来たのだろう
お山のふもとの鎮守の森から
雲の間に間に迷いこんできたのかな
きっと赤い風船心配してるだろな

青い風船クジラ雲さんと遊んでる
亀さん雲もやってきた
鳶が風船みつけてくるりと宙返り
サーッと風が吹いてくるくるくるり
うさぎ雲さんと鬼ごっこはじめたよ

鎮守の森からお囃子きこえてる
子供祭りだ狐面をかぶってる
田んぼのあぜみちお神輿賑やかだ
笛や鉦に合わせて風船踊ってる
踊り疲れて雲の寝床で一休み

雲が離れて風船消えてった
遠いお空に消えてった
そこにはもくもく仁王雲
鎮守の森を守ってる


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「信州恋忘れ路」

2021年07月17日 00時13分14秒 | オリジナル作詩
kenさんの信州巡りの写真ガイドを見ていて、ふと恋歌が頭をよぎった。
もうまぎれもなく演歌だ。

 「信州恋忘れ路」
白樺林の落ち葉みち
朽ちたる木橋過ぎれば
北風小僧がいたという
湖のほとりに竜胆一輪
ヒュルヒュル秋風吹いて
さざ波水面に恋文流す
恋に破れた女がひとり
過去を忘れに松原湖

白青緑の木漏れ日小径
シダの茂る丸太の坂を
赤いマフラー女がひとり
忘れ得ぬ恋を道連れに
思いを捨てに飛竜の滝へ
ちぎった写真も滝に消え
苔むす岩に流るる涙
未練断ち切る古代の森

あの人の赤いポルシェ
ビーナスライン風を切り
色付く山麓駆け抜ける
八ヶ岳高原ロッジ秋の頃
貴方の胸に抱かれたあの日
もう戻れないのね愛の日々
もう戻らないのね愛の日々


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ひまわり

2021年07月16日 18時33分58秒 | オリジナル作詩
 原稿を本社宛て発送するため郵便局へ。
 その足で近くの苺観光農園へ車を走らせた。
 イチゴはすでにシーズンを終えているが、その農園で今年初めて向日葵畑を栽培した。
 4万本の向日葵が盛りを迎えたと、天気予報の背景で使われ紹介されていた。
 すこし雨模様だったが濡れるほどでもなかった。
 だが4万本とはいえそれほどボリューム感は感じられず、背景も写真には適していなかったので記念に収めただけで帰宅した。
 その向日葵を見ていて、カメラのファインダー越に、こんな情景が浮かんだ。
 「ひまわり」と題した「詩」がつらつらと・・・。また手直ししていくことにもなるだろう。

 「ひまわり」
 ひまわりよ君はえらいなぁ
 いつも太陽に向かって真っすぐ
 決して後ろを振り返らないね
 
 ひまわりよ君はやさしいね
 君を囲んで家族がスマホ写真
 大きな手をひろげて包み込む
 
 ひまわりよ君は希望のポラリス
 金色の光をはなって見つめてる
 子たちも子犬も周りを駆け回る

 ひまわりよ暖かなソレイユよ
 闇夜も眠ることもなく見守ってる
 虫たちを抱いて安らかに安らかに


                 <近くの向日葵畑>








             <岡山県佐用市南光町の向日葵>






              <近くの向日葵畑の夕焼け>

 
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「花模様」 絵本のように

2021年07月14日 21時09分31秒 | オリジナル作詩
 花の撮影に出かけようとカメラの準備もしていたところへ雷が轟いた。天気予報では雨もあるようだ。
せっかく支度していたのだが様子をみた。
「古都一人宿」を楽曲にしたらという提案を受けてkenさんにお願いすることにした。
戯れが奇妙な方向に進んだ。楽曲になるなんて有難いこと。

 書庫を整理していると孫たちに読み聞かせた絵本や日本昔話しのビデオがたんと仕舞ってあった。
パラパラとめくっていると、「ランランラン、ルンルンルン」というメロディーの波長が頭をよぎった。
それで「ランランラン、ルンルンルン」というスキャットを入れた歌をよんでみた。
花の撮影に行った先々の景色をこれに織り込んでみた。
いまはまだまだ勉強中、いろんな言葉を集め、いろんな情景をメモにしている。
こんなパターもありかなと綴ってみた。

【花模様】
丘の上の風車までかけっこだ
ランランラン ランランラン
ランランラララ 赤いサルビア細い径

青白赤い綿菓子に包まれた
ルンルンルン ルンルンルン
ルンルンルルル 紫陽花の中でかくれんぼ

山裾の果てまで広がる向日葵畑
ランランラン ランランラン
ランランラララ 笑顔の太陽に囲まれた

迷路のようなあぜ道に連なった
ルンルンルン ルンルンルン
ルンルンルルル 彼岸花にアゲハ蝶

ゆらゆらと秋風ゆらす秋桜の原
ランランラン ランランラン
ランランラララ 波たつ海原のようだね

里山の色を隠し雪雪雪が降る
ルンルンルン ルンルンルン
ルンルンルルル 雪の花が舞い上がる


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古都巡りの一人宿

2021年07月13日 20時44分50秒 | オリジナル作詩
 仕事がひと段落したのでバッハの曲を聴いているうちに、うとうとと微睡んだようだ。
うつらうつらとしている頭に映像が浮かんだ。これまでに歩いた京都の名所の風景だ。
ボ~っとしながら、またまた言葉の回転木馬が回り出した。
映像となって浮かぶ京都の四季。
一気に浮かんだ詩、だが山本コウタローの「岬めぐり」的になってしまったが、「いろはにほへと」でまず良いかな。
だが少々、センチメンタルになりすぎたかな。気が向いたらボチボチ手を加えてみよう。


【古都(こと)巡り一人(ひとり)宿(やど)】
きっと行こうね古都(こと)巡り(めぐり)
春は伏見(ふしみ)の十石舟(じっこくぶね)で
桜(さくら)トンネルゆらゆらと
2人で歩んだ過ぎし日の
想いを川面(かわも)に映(うつ)しましょ

夏は鴨川(かもがわ)川床(かわどこ)で
鱧(はも)の湯引き(ゆびき)と鮎(あゆ)料理(りょうり)
あなたが好きなものばかり
東の山には燃ゆる大文字(だいもんじ)
夏の終わりを告げている

秋は紅葉(もみじ)の小倉山(おぐらやま)
屋形船(やかたぶね)浮かべる嵐山(あらしやま)
岸辺(きしべ)に子(こ)らのはしゃぐ声
風に舞い落(お)つ赤や黄葉(きば)
そっとこの手ですくいましょ

冬は貴船(きふね)の雪景色
赤い灯籠(とうろう)の階段上がる
つなぐ手もなし私はひとり
あなたと来るはず水占(みずうらない)
そっと偲(しの)んで涙(なみだ)ふく

一緒に行こうと言ってた京都
あなたの写真と共に来るなんて
古都巡りは あゝ 一人宿(ひとりどやど)



               伏見十石船桜巡り

                   大文字

                  鴨川川床

                    嵐山

                 雪の貴船神社
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「東京へ行った少女」 初挑戦の「詩」

2021年07月07日 20時28分47秒 | オリジナル作詩
 やはり難しかった。
早々に挫折したわけではないが、初心者と言えどあまりにも出来が悪い。
詩を作ろうと思ったキッカケとなった思春期の初恋を描きたい。描きたいと思ってそれらしい体験がない。
そこでお隣の仲良しさんをモデルに描いてみた。
一気に書いてみた3編だが、とりあえずこれにて筆止め。
作るより作詩のいろはから勉強してみたくなった。
カルチャースクールへ行く時間はないが作詩の手ほどきをする諸本はあるだろう。
なければ通信講座でもいいだろう。むやみに書きなぶったところで心に残る詩がつくれるものではなかろう。
歌謡曲調なら「星野哲郎」さんのような詩が目標。
しかし、さだまさしさんのような語り調のものが好きだ。
じっくり勉強してみよう。
とりあえず最後の一編を。なんだか演歌になっちゃった!!

「東京へ行った少女」

 春も終わりの頃だった
 モザイク模様に舞い散る桜
 小川に佇む白いニットの女の子
 この町で見かけたことがない
 父からもらったカメラを向けると
 はじらいながらうつむいた
 出会った日のことだった

 豆腐売りのラッパの音
 小川で見かけたニットの子
 台所で母から聞かされた
 東京から引っ越して来たという
 小顔な面立ち長い髪の少女
 石炭の町にスズランの花が咲いた
 胸に暖かな明かりが灯った
 その子と出会った日暮れのこと

 それから三月過ぎし日に
 仲よくなった少女と駄菓子屋へ
 森永キャラメル分け合って
 君が弾くエリーゼ聴いたよね
 裏山のクヌギ林を駆け回る
 長い髪がさらさら風にゆれ
 シャンプーのほのかな香り惑わせる
 見つめる僕の胸のときめき

 それからまたたく3年が
 僕が高校2年の夏の終わり
 合宿キャンプから帰った日
 夕餉のときに母から知らされた
 お隣さん東京へ転勤になるのよ
 君は中学2年になっていた
 思いも伝えきれず過ぎし日々
 潜んだ君への思いあふれでる

 半月過ぎた別れの日
 きっと東京の学校へ行くからね
 そう言うだけで詰まる声
 迎えの車が離れて行き土煙
 窓から白い手が“さよなら”と
 追いかけるあふれる涙とめどなく
 きっと行くから東京へ届かぬ声
 白い手がいつまでもいつまでも

 きっと行くからね東京へ 東京へ



                    滋賀県 箱館山
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「俺とお前七坂越えて」

2021年07月06日 22時03分30秒 | オリジナル作詩
 意気込んでみても良い結果がでるものではない。
それはこれまでの幾多の経験からわかる事

 青少年期は夢多き年頃、恋に憧れる年頃でもあり、あらゆる詩集をむさぼり読んだ。
加えて、俳句、短歌の類までも・・・。
だが、いま詩を綴ろうと思ってぺンを取ると、出てくる言葉はありふれた言葉ばかり。
何一つ血となり肉となっていなかった。つまり「吟」じていなかったのだ。
「あの頃に戻りたい」というタイトルでブログに綴ったことがあるが、その「あの頃」
に戻り経験したかった「初恋」。
 恥ずかしながらその体験がない。思春期、青春期、最も恋をしたい年頃なのに精神未熟児な自分。
そこで「初恋」の詩を綴ろうと、藤村風に、いやゲーテ風に・・・。
だけど浮かぶ言葉は「麗しき君よ」「君の面影白百合のごとく」「肩を寄せ合い星空見上げ」
「この胸のときめきは」等々、ちっとも面白くないそこいらに転がっているダサい言葉ばかり。
 これではつまらない・・・せっかく書き始めたのだが止めてしまった。
昭和歌謡のような七・五調で並べれば「歌」ができると思ったが、はや挫折。
 恋歌はもう少し先にすることにしよう。
 ということしで、妻との会話でいつも出てくるのが新婚時代の秋田暮らし。
「歌」には書かないが波乱万丈の5年間の生活だった。苦労七坂「えんやこーら」で、ここの暮らし、仕事に耐え抜いた事が内らを強くしたのよね、と妻が時々口にするし、子や孫たちにも語っている。

そんな思いで深い秋田の暮らし。そして我が人生の出発点でもあった。
先ずは初心者、気取らず「いろはにほへと」からははじめよう。

「俺とお前七坂越えて」

凍てつく吹雪に身を縮め
私の帰りをじっと待つ
新婚時代の雪国暮らし

この地に来たのは秋の頃
砂丘に建つ我が家の前に
秋桜の花の群生と月見草

丘陵を上がると牛舎とサイロ
乳牛農家がポツリと一軒
その向こうは日本海

都会育ちのお前には異国
ようやく住み慣れた翌年に
まちに待ってた子が生まれ

小野小町かわが娘
秋田の里の我が家に春が
それから3年家族が増えて

これから続く長き旅
喜び悲しみ幾年月も経て
苦労七坂喜び八坂

俺が居たから七坂越えて
お前がいたから喜び八坂
共に離れず寄り添って

まだまだ歩もう気は若い
白髪のお前と薄毛の俺と
八難九喜これからも
越えて行こうよ黄泉までも




                     京都府 美山町
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「赤いポストの散歩みち」 作詩は難しい

2021年07月06日 00時24分23秒 | オリジナル作詩
 「よーし、いっちょやってみるか」
意気込んでみたものの詩作りは難しい
エッセイやコラムのようには思い浮かばない
「うーーーむ」考え込んでも浮かばない
「気取って作ろうと思うからダメなんだよ」って自分に言い聞かせ小雨降るベランダから景色を眺めていると、ふっと閃いた。
「そうだ、ウォーキングの事を書いてみよう」
そう思うと、いつも歩く景色がスライドのように浮かんでくる。
ありのままを映像化すればいいのだ。
でも、ちょっとだけ空想を・・・

「赤いポストの散歩みち」
赤いポストの蕎麦屋の角を
右に曲がれば紫陽花小径
緩やかに下れば落合橋へ

水面を見つめて煙草つけて
ツバメが二匹弧を描く
紫煙を残して長い上り道
老いには辛いウォーキング

若い夫婦に追い越され
敗けじとなんだ坂こんな坂
坂の上にはぽっかり雲が
子熊になって消えてった

上りきって左に折れれば
楓と桜の公園見えてくる
藤棚のベンチに腰おろし
ポケットのお茶を一口三口

広場に子たちがバスケット
木陰で親子がピクニック
汗も引いたし疲れも引いた
帰り道は駅行きバス通り

マクドに四川ラーメン店
右手にコンビニと幼稚園
喧噪のなかを20分
赤いポストが見えてきた


・・・一気に3編もできたが、恥ずかしいしこれだけにしよう。

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