El Camino de UK

旅とサッカーを中心に、備忘録として思いを綴っていきます。

香水好きなパリジェンヌ~Paris (France)

2004-09-28 | Europe
 パリでちょっと気になったのが女性の香水の匂い。それはシャルル・ド・ゴール空港に到着した時からすでに感じていた。RERやメトロの車内、街中でパリジェンヌと少し擦れ違っただけでも独特の甘い香水の香りがするのだ。
 いい香りだったので別に悪くはなかった。香水のことは全然詳しくないのだけど、まるで全身に付けまくってるかのように匂いがプンプン立ち込めていた。おそらく香水フェチの人にはたまらないだろう(笑)
 ヨーロッパはどこも香水臭いのかと一時は誤解してしまったが、後日訪れた他の国はそんなことはない。きっとパリジェンヌは香水好きな人が多いのだろうと勝手に想像してしまった。

 話は変わって、パリは夜になると街のあちこちで写真のような幻想的な建物のライトアップを見ることができる。昼間とはまた違ったパリの顔を見せてくれる。だから夜の散策もお勧め。就職してある程度お金に余裕が出て、再びパリに行く機会があれば、セーヌ川の遊覧船に乗って贅沢にパリの夜景を眺めてみたいと思った。
 

Arc de Triomphe~Paris (France)

2004-09-28 | Europe
 9月28日、パリに来て二日目、時差ボケは無く体調は比較的良好。この日はずっと一人で観光をした。前日、行動を共にした大学生から一緒にモンサンミッシェルを見に行かないかと誘われたが、今回はユーレイルパスを買わなかったし、価値観の合わない彼らと一緒にいるのは苦痛だったので誘いを断っていた。
 話し相手がいた方が楽しいときもあるが、何でも自分の思い通りに動ける一人行動の方が楽しいときもある。パリにいた時の僕は間違いなく後者だった。
 
 地下鉄に乗りコンコルド駅で降りて、コンコルド広場から紅葉間近の並木が連なっているシャンゼリゼ大通りをのんびり歩き、向かった先はパリ観光の王道、凱旋門。
 凱旋門の目の前まで着いたのだが、門の周囲はロータリーになっていて、ひっきりなしに車が行き交っている。シャンゼリゼから門へ行くまでの横断歩道も無く、どうやって行けばいいのかと途方に暮れ、辺りを眺めているとどうやら地下通路を通れば門の入り口に出られるらしい。

 僕は迷わず地下通路を降り、皇帝ナポレオンが戦勝の記念に建てた凱旋門へと順調に向かうはずだった。しかし、凱旋門へ通じる道がよく分からない。ここだと思って上がってみると別の出口だったり、地下鉄の入り口だったりする。
 凱旋門へ通ずるフランス語の案内板があるだろうし、人に聞けばすぐに教えてくれるのだろうが、僕は凱旋門をフランス語で何と言うのか分からなかった。あとで調べると凱旋門はフランス語でArc de Triomphe(アルク・ド・トリオンフ)、英語ではTriumphal Arch(トリンファル・アーチ)と言うらしい。すぐ目の前に来てるのに、近くて遠い凱旋門…。僕は再び途方に暮れた。
 もういちいち入り口を探し当てるのは面倒臭いからと、それならこの広いロータリー渡ってしまおうと近くに警官がいるのもお構いなく交通量の多い車の中を堂々と、いやなんとか横断した。

 日本でもよくテレビで見た凱旋門を生で見たときの印象は、う~ん、やっぱりデカい!歴史がある!でも何故だろう、インドでタージ・マハルを見たときと同じような大きな感動は得られなかった。
 門の屋上へと登る階段は意外にもガラガラですぐに登ることができた。その後訪れた街ではありとあらゆる歴史上の教会の塔や城、門を登ることになるのだが、エレベーターがあるところでも全て階段で登ることにこだわった。
 そしてここ凱旋門でも。ぐるぐる回って上へと登る古い螺旋階段は中世にタイムスリップしたかのようで感慨深くなる。それに屋上まで階段で登った後の爽快感も気持ち良いし、何より苦労して登って街の景色を一望できたときの感動もおそらくエレベーターで登るより大きいのではないだろうか。
 数々の歴史の舞台として登場したArc de Triompheの屋上で、僕はパリの洗練された街の景色を暫し堪能した。

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9/28(火) パリ

 09:30 起床(寝坊で朝食摂れず)
 12:00 コンコルド広場からシャンゼリゼ通りを散歩
 13:00 凱旋門(屋上へ登ってパリの全景を見る)
 14:00 昼食
 15:00 エッフェル塔(近くに行って見ただけ)
 17:00 映画「アメリ」のカフェに行く
 18:00 ユース戻る
 20:00 夕食
 22:00 就寝