年金者組合 しまもと

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平均余命手取り増えず・・・年金制度改定

2020年04月26日 | 活動

安倍政権は、「年金受給を75歳まで遅らすと84%増える」とコロナ問題に隠れて年金制度を改悪しょうとしています。
受給を遅らす方が得なのか?年金制度改定案を審議する衆院厚生労働委員会における共産党宮本徹議員の質疑で次のようなことが明らかになりました。

65歳で15万円受給できる人が平均余命(87歳まで)受給するとして・・・
■ 65歳から受給=年金総額 3960万円・・・税金と健康保険料は153万円
■ 75歳から受給=年金総額 3974万円・・・税金と健康保険料は510万円
注意・ここには繰り下げの場合の65歳から75歳までの健康保険料は入っていません。

要するに、65歳で15万円を受給できる方が75歳まで受給を繰り下げた場合、月々の年金は184%になるが、税金・国民健康保険料・後期高齢保険料が増えるので、90歳を超えないと手取り総額は増えないということ。