山 崎 泰(やまざき たい)のデイリーブログ
新宿区のTFS国際税理士法人理事長 山崎 泰が、「心に残る出来事」「忘れられない想い」をホンネで綴る、ズッコケ珍道中!
 



先週末、3/8(金)に目にした日経新聞。

2019年度予算案の審議の舞台となる参院で、与党等の交渉相手が週替わりの様相との記事。

 

旧民進党出身者が多くを占める「国民民主党」と「立憲民主党」が、

与党に対する国会対応の協議窓口となる「参院第一会派」の地位をめぐって

人数集めの引き抜き工作などを行っていて、コロコロと替わっているという内容。

 

さすがに、日経新聞だけあって・・・

経営学の面から、こんな識者のコメントを載せていた。

 

与党・自民党を「大企業」、乱立気味の野党側を「中小企業」に例えて。。。

「大企業の担当者と、長期的な関係を築く必要がある。

 相手が個人的に困っている時に助ければ、いざという時に要求を聞いてもらえる」

「独占的な相手に対して、小規模の売り手が乱立する市場に近い。

 売り手は合い見積もりをとられ、不利な条件をのまされる」

 

ここに紹介したのは。マイケル・ポーターの「ファイブフォース分析」。

経営戦略論で学ぶ、かなり基礎的な分析理論だ。

マイケル・ポーターは、産業における競争の程度、それに伴う収益性に影響を与える要因として、

下記の5つの要因をあげた。

自社の属する業界における競争に対して、特に強い影響を及ぼす要因を見定めて、

それに対処するための方法を探し出していくための分析ツールとして使われている。 

ソース画像を表示

 

「売り手の交渉力」「買い手の交渉力」とは、トレード・オフの関係とも考えられる。

政策を実現させていきたい「売り手」側を、野党にたとえ、

要求を呑むか呑まないかを判断する「買い手」側を、自民党にたとえれば・・・

 

「買い手の交渉力」が強ければ、売り手は交渉等で不利になる。

「売り手の交渉力」が強ければ、買い手は交渉等で不利になる。

 

「買い手の交渉力が強くなるのは、買い手の市場集中度が高く、買い手企業が少なく、

さらに寡占を超えて、独占している場合などは、まさに買い手の交渉力が極限まで強いような状態。

その業界にとって、買い手が極めて重要な存在であるがゆえに、このような事態に導かれていく。

逆に「売り手の交渉力」が強くなるのは、売り手が一致団結して、交渉などを行えるような場合。

売り手のなかに、市場集中度が高い売り手が存在するような場合も、売り手の交渉力が強くなる。

 

立ち返って、いまの国会の状況。

今さら、「ファイブフォース分析」を持ち出すまでもなく、パワーバランスは、火を見るよりも明らか。

ならば、どうすべきか?

その答えも、火を見るよりも明らかだと思うのだが。。。



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