山 崎 泰(やまざき たい)のデイリーブログ
新宿区のTFS国際税理士法人理事長 山崎 泰が、「心に残る出来事」「忘れられない想い」をホンネで綴る、ズッコケ珍道中!
 



企業資料は、内部資料であるとともに、将来の国家を知るための重要な資料ともなる。

東大講師の小島先生は、我々企業人に向けて、こう語られる。

 

法人・個人の浮沈とともに、資料も消えていってしまう。

確かにそうだ・・・沈んでいった企業の資料は、倒産した会社の資料は、

時とともに、社会で存在していたことすら、消されていってしまうかもしれない。

企業戦略としての資料保存には、

「企業経営のリスクマネジメント」・・・同じ過ちを繰り返さない、証拠保全としての意義。

「企業経営の正統性」・・・組織の淵源や伝統を伝える史的根拠、企業外部からの共感を得る意義。

まさに、我々、顧問先とともに歴史を歩み、顧問先を守る使命をもつ仕事として、

「企業戦略」を超えて「企業必然」として、資料保全の重要性を痛切に感じる。

 

企業を知ろうと思ったら、国家と労働者を知らなければならない。

「公文書保管法」は、裏を返せば、文書を捨てて良いというお墨付きを与えたようなもの。

公文書はもとより、企業資料も無くなってしまったら、200年後に今の社会を復元できない。


それゆえ、東大では、企業資料のみならず国家も労働関係の資料も、すべて集めるという。

武家の文書だけでは、当時の日本が再現できない。だから、士農工商すべて集めている。

とても説得力あるひと言だ!

 

文書を残しておくことはリスクではない。

自分の正当性を守ることになる。

さらには、学術的にも大事なこと。

 

そのことをしっかりと認識すれば、

まさに今起きているような

文書改竄のような事態もなくなる! 

 

クライアントのみならず、私たち会計事務所自身も、

徹底して文書を保存し、面談記録等を残しておかなければ!

 

クライアントを守るのみならず、

会計事務所で働くすべてのスタッフを守るためにも・・・

当社自身の歴史を、時代に、そして後世に共感してもらうためにも・・・

ひいては、200年後に今の社会を再現するために、些かなりとも役に立つためにも・・・

大事な社員とともに、壮大な意義を共有したい。



コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )


« 東大講師も語... 24時間、クラ... »