山 崎 泰(やまざき たい)のデイリーブログ
新宿区のTFS国際税理士法人理事長 山崎 泰が、「心に残る出来事」「忘れられない想い」をホンネで綴る、ズッコケ珍道中!
 



そもそも、税理士業界が「高度情報化」に関心をもったのは、

いや危機感をもったのは、オックスフォード大学が野村総合研究所と行った調査の中で

「消える仕事」「消える士業」のなかに、税理士が携わる業務が入っていたから。。。だったような

 

さすがに、税理士一家のなかで育った講師は、並み居る税理士の前で

「人工知能」や「高度情報化社会」をめぐる報道の過熱・・・への懸念を

イントロダクションとして、最初にふれるのを忘れない。

 

そして、本日の目的を明示・・・

『社会に大きな影響を与える、新しいテクノロジーである「人工知能」

 それがもたらす「高度情報化社会」について、仕組みを理解した上で、

 税務・会計の今後のあり方をめぐる議論や制度設計に、

 責任ある専門家として参加できる素地を作る』

 

さすがに、東大博士課程に在籍される講師だけあって、

この研修会を受けた後に到達しておいてほしい

着地点・目的まで、研修会での講演冒頭で明示!

数多くの講演・研修会を受けたが、なかなかここまで

着地点を明確に示して、講義を始められることは少ない。。。

 

「本日の目的」を受けて、「本日の目標」・・・

①現在、話題となっている人工知能について説明できる

②科学技術への市民参加について説明できる

③税務・会計業界に、これから起きる懸念について、3つ以上挙げられる

④技術のあり方について、専門家として自分自身の意見を持ち、議論できるようになる


③にある、3つ以上~などという表現が、記憶力抜群の東大ぽくって、大きく肯けるが

2時間後に研修会を終えた段階での「目的」のみならず「目標」まで、最初に教えてもらうと

聞く側の姿勢も変わって来て、真剣に聞いて~そこまで到達しなくては、という気になるから不思議。。。

おそらく東大の講師は、これまでの学習・講義・研修会・学会などにおいて、こんな訓練をされてきたのだろう。

 

私自身、これから様々な場で話をするに際しても、

ゴールを明示してから話し始めることは、大いに参考になる手法。

是非とも学んで、研修会などの際には、とり入れてみたい!

 

当日、紹介されたのは、総務省「ICTによるイノベーションと新たなエコノミー形成に関する調査研究」

三菱総合研究所が作成した資料が紹介されて、とても興味深い。

 

「X-Tech」って?

「産業や業種を超えて、テクノロジーを活用したソリューションを提供することで、

 新しい価値や仕組みを提供する動き」という定義らしい。

「エックステック」とも「クロステック」とも呼ぶそうだが、

人工知能を活用した情報技術が、広範な分野に進出していて、

ナント、まさにあらゆる分野が、「テック化」している感じだ!!

 

「Retail-Tech」アマゾンなどが力を入れる、Eコマース・決済・物流ロボットなどの小売分野

「HR-Tech」採用・転職支援、適性診断など・・・行き過ぎたケースが、内定辞退率流出騒動

「RE-Tech」不動産の売買仲介・マッチング・管理物件情報など

「Agri-Tech」まさに農業分野、命にもかかわる、これからの重要かつ成長分野だ

「Med-Tech」電子カルテ・ゲノムなどの医療分野

「Health-Tech」健康管理、栄養管理など・・・生命保険会社で行っている健康状態把握なども好例

・・・Tech分野は、際限なく広がりつつある感じ。

 

そして「Demand-Tech」・・・

まさに人工知能を活用して「需要予測」に活かしていこうという分野。

 

例えば「木綿豆腐」と「絹ごし豆腐」を、いくつ製造・販売していくか??

という局面があったとすると。。。

過去の売れ筋、天候などのビッグデータを活用して、

「最適製造個数」「最適販売個数」「最適な値付け」までAIが予測して、最適解をもたらすという!

 

昔ならった「需給曲線」を思い出しながら、

過去データはともかくとして、突然の異変などに対しては、

どんな予測をするのだろうか~~~などと、至らぬ頭で考えてしまった次第。



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