山 崎 泰(やまざき たい)のデイリーブログ
新宿区のTFS国際税理士法人理事長 山崎 泰が、「心に残る出来事」「忘れられない想い」をホンネで綴る、ズッコケ珍道中!
 



 
男子1位でフィニッシュする中村匠吾=東京都港区で2019年9月15日、宮間俊樹撮影[PR]
 
今さら、私がブログに書くまでもなく、昨日9月15日に行われた東京五輪マラソン代表選考会
 
「マラソングランドチャンピオンシップ(MGC)」が、地元・新宿区も舞台にして行われた。
 
 
たしか、9月に入った頃から、会社への行き帰りに通る、靖国通りなどで
 
「マラソン大会開催予定のため、交通規制」なる看板が立ち始めた。
 
お恥ずかしながら、オリンピック出場権をかけた、こんなにも大事なレースなどとは露知らず、
 
「ずいぶん、熱いときにマラソンやるんだな~」「めずらしいな~」
 
 
東京マラソンや新宿シティハーフマラソンなど、
 
冬場のマラソンにともなる地元の交通規制には、かなり慣れているせいか~
 
何分にも、まったく事情を知らない私は、こんな感触を抱いていた次第。
 
 
上下の写真は、朝日新聞と毎日新聞のWEBニュースから転載したものだが、
 
ご案内の通り、男子は中村匠吾選手(富士通)が2時間11分28秒で優勝。
 
服部勇馬選手(トヨタ自動車)が2位に入り、いずれもオリンピック代表に内定。
 
今後の国内レースの結果次第で、代表に入る可能性のある3位には、
 
日本記録保持者で、本命ともいわれた大迫傑選手(ナイキ)が入った。
 
 
 
女子は、なんと10人!
 
10人だけのマラソン大会というのは、生まれて初めて見たが・・・
 
1位・前田穂南選手(天満屋)と2位・鈴木亜由子選手(日本郵政グループ)が、オリンピック代表内定。
 
オリンピック代表枠の残り1人は、今後の指定大会で設定記録以内で走った選手のうち、
 
最もタイムがよかった選手が選ばれる。
 
条件を満たす選手が出なかった場合は、MGCで3位だった小原怜選手(天満屋)になるという。

 

写真・図版

 

最近のマラソン五輪代表選考は、複数レースの結果を総合的に勘案して行っていたが、

日本陸上競技連盟が「選考の公平性」「透明性」を高めるために、

「一発勝負!」のMGCを初めて実施したそうだ!

 

2017年8月以降の2シーズンで一定の成績を残した男子30人、女子10人が出場。

本番の発着点の新国立競技場が建設中のため、明治神宮外苑を発着点にしたほかは、

五輪本番とほぼ同じコースで行われたため、地元・靖国通りを東西に駆け抜けることに。

 

MGCの「一発勝負!」システムは、オリンピック代表枠はそもそも男女各3人。

MGCの結果・1位と2位は、無条件で代表内定。

最終3人目は、MGC以降の国内男女各3大会で設定記録をクリアした上で

最速タイムの選手が選出される仕組み。

 

設定記録は、17年8月以降の日本勢最速タイムより1秒速く、男子が「2時間5分49秒」

女子が「2時間22分22秒」という、素人目にもすごく高いハードルだ。

突破者がいない場合には、MGC3位の選手がオリンピック代表に選ばれる仕組み。

 
 
導入への大きな理由は、日本のマラソン選手の強化!そして代表選考過程の透明性!
 
駅伝や長距離に流れがちな選手を、マラソン挑戦への意欲を掻き立てて、
 
世界と戦えるマラソンランナーにしたい。
 
 
過去、1992年のバルセロナ五輪で、有森裕子選手と最後の1枠を争った
 
松野明美選手が「私を選んで」と、記者会見をしてまで訴えた姿もあった。
 
そんな経緯もあり、一発勝負で恨みっこなし「透明性」の確保。
 
 
それゆえ、一発勝負に強い選手を見極めるためにも、
 
五輪と同じコースルートで、1年前に「一発勝負!」で決める!
 
ただし、最後の1枠だけは、「ポッと出」の選手が勝つことも想定して、
 
複数レースでの安定感・調整能力にも配慮して、
 
最速ランナーが選ばれる枠も残した。
 
 
そこには、1年前にすべての代表枠が決まってしまうと、
 
マラソン代表への関心が薄れてしまうかねないため、
 
これまでマラソン隆盛に貢献してきた新聞社・テレビ局などが主催するマラソン大会で、
 
『果たして設定記録を破って、最後の代表枠を勝ち取れるか!』という見せ場も残した。

「一発勝負!」を主体にしつつ、かなり周到な戦略!!
 
 
この構想、作戦といったほうがよいかもしれないが・・・
 
日本陸上競技連盟(日本陸連)が考え出したという。
 
 
「一発勝負!」を主軸にするも、最後の望みを残して競っていく。
 
それが、見ている側からの魅力にもつながる。。。
 
 
他のスポーツ競技はもとより、最終的に人選を決定していかなければならない
 
ビジネスの様々な場面でも、十分かつ柔軟に活かしていけるような、
 
そんな見事な構想! 素晴らしい戦略!!


コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )


« 「論語と算盤... 消費税改正ス... »