山 崎 泰(やまざき たい)のデイリーブログ
新宿区のTFS国際税理士法人理事長 山崎 泰が、「心に残る出来事」「忘れられない想い」をホンネで綴る、ズッコケ珍道中!
 



贈呈式のトップバッターは、特定非営利活動法人「みんなのおうち」

外国籍住民が12.4%といわれる新宿区。

そんな新宿区にあって、2007年から、NPOと新宿区とが協働して、

「外国ルーツの子ども」たちが、日本社会で生活していけるように、

「日本語と日本の教科学習教室」を展開している。

 

 「外国ルーツの子ども」とは、

必ずしも、外国籍の子どもに限らない。

日本国籍だが、日本語をうまく話せない子どもも。

 

新宿区大久保で「こどもクラブ新宿」を、週5日運営。

35名、小学校4年〜中学校3年まで、ここで開く教室で勉強。

虐待、教育問題、家族問題も相談に乗る。

もちろん、卒業後も様々なお世話、

就学、進路、就職、ビザ等の問題も積極的にサポート。

まさに、外国ルーツの子どもたちの居場所「みんなのおうち」だ。

https://minnano-ouchi.jp/

 

代表理事の小林普子氏の話・・・

同じ新宿に暮らしながら、知らなかったことも多く、

身につまされる想いで、固唾をのんで聞き入る。

 

小林氏が立つ演台の反対側に座る、

吉住健一・新宿区長も、固唾をのんで聞いている。

親が日本語が出来ないため、子供達の自立に十分に関わっていけない。

母親が外国人、子供が外国人ルーツ。

そんな子ども達に対して、日本人のお父さんの虐待が多い!

 

「掛け算は積、足し算は??」

「少数第2位を四捨五入して概数に???」

外国ルーツのこどもたちにとっては???

子供たちは話すことはできても、教科書が読めない。

なぜって・・・教科書には、日常生活では使わない日本語が登場するから・・・

 

でも、試験は日本語!で行われる・・・

教科書が理解出来ないと、高校受験というハードルを越えられない・・・

やっぱり中卒では、まともな仕事に就けない・・・


同じ新宿に住みながら、

同じく、子供を育て上げてきながら、

日本人の感覚では、日本人の普段の生活からだけでは、

あまり意識せずに、通り過ぎてしまう光景。

 

こんなにも苦労して、こんなにも様々なハードルを越えて、

それでも、日本で暮らし続けようと頑張っている

外国ルーツの子供たち。。。

これまで、あまり意識もせずに、なにも役に立てずに、

ノホホ~ンと過ごしてきたことが、恥ずかしくもある。

 

15年間の経験を通じて、自分自身がいちばん育てたられた、と語る小林代表理事。

外国ルーツの子ども達の「居場所」づくり・・・

なんと、家賃に関する東京都の助成が、今年度で切れてしまうという。

家に帰っても、親が食事を作る余裕がないため、

毎日「みんなのおうち」に寄って、夕食を食べてから

帰る子供たちも少なくないという。

残念ながら、その切実な食材費は、東京都助成に含まれていない。

 

「一食を捧げる運動」で寄付された額、

そんな、子供たちの「居場所」の家賃、そして食材費、運営費に充てることができる。

これで、活動を続けることができる。

でも、来年以降の助成金がないのが、とっても心配。。。



コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )


« 「一食を捧げ... 『10代・20代... »