けぶる稜線

ひいらぎのとげが語る

大自然の復讐

2018-03-31 14:45:54 | 日記
オリーブ油がドロッと白濁した状態になっている。その状態も朝の温度によって微妙に変化している。白濁してドロッとした状態から開け口を逆さにしてもなかなか出てこない状態にまで、その朝の温度によって粘度が変化している。単なる白濁状態から粘度が増していると、ああ、今朝はかなり寒いのだと分る。小さなアパート暮らしで、温度計はない。だから、今冬の厳しかった日々の温度判定はオリーブ油に任せていた。

心筋梗塞から生還したのはいいが、食べ物がない。いや、正確には一日の塩分摂取量6グラムを越えない食事というか、どんなものをどのように調理して食べたらいいのか分らなかった。退院前日、病院付き栄養士に塩分のことや食事のことで脅かされていた。塩分を取り過ぎないように。一日の摂取塩分総量は6グラムまでです。病院での朝の食事は、塩抜きの特製パンが出ていた。で、退院後もパンをと思った。が、袋に記載されている塩分量を読むと、食パン一枚に付き1グラムの塩分が入っている。これに、味噌汁、その他のおかずに使用される塩分量を合計すると一日6グラムなど超過してしまう。油類の取り方にも気を使わなくてはならない。あ~あ、どうしよう。結果として、全てオリーブ油にした。

さらさらのオリーブ油が黄色くなり始め、トロトロした状態になる秋口。粘度がドロドロし始める12月下旬。白濁しドロッとした水あめ状態になる1月。更に、うどん粉を練ったような状態になっている2月。かなり寒い。西南向きの窓枠も、前日に解け落ちた水が凍結してしまっている。開かない。窓全体が凍結するときには、窓ガラスも挨拶するようにバキッと音を立てて凍りつく。そうすると押しても引いても窓はうんともすんとも言わず動かない。どうしても開けたい時には、レールに湯を流す。

去年から生鮮食料品はバカ高い。スーパーに買物などいったことのない国会議員には分らないらしい。その証拠に緊急輸入などの記事が新聞にない。近くの畑、生産緑地と呼ばれる青果物出荷を目的とする農家の畑は見るも無残な状態になっていた。大根も青菜も全て雹や雪にやられて出荷不可の状態にあった。醜く曲がった小さな人参が広い畑に赤い点々の塊となって投げ捨てられている。キュウリもカボチャもみんな仲良くネギと共に出荷できないで捨てられている。

車庫のコンクリートをひっぺがえして、鍬で耕す時代が迫ってきている。そこのおじさん、車を捨てて家庭菜園で野菜でも作りなよ。地球環境が劇的に変化している。海洋も、大地も、大空も、大きな地球の太古以来の、地球活動期以来の地球による地球自身による自浄作用が始まってきた。地球は新生人類による規則なき開発や掘り起こし、大気の汚染、海洋の泥海化に怒りが抑えられない。もう、限界に達したのだ。その上、プラスチックという物質が海洋スープとなってきている。昆布のように大きなプラスチックが船のスクリューに撒きつき、港で、大洋上で動けない日が、そんな時代がもうやってくる。そうしたら、食料の取り合いで殺戮にまで発展し、路地栽培野菜は姿を消し、暴徒に入り込まれないように厳重に警備された工場で生鮮食料品が富裕層向けに栽培される。土地との手切れ金を受け取り、今や、野菜や米を買う百姓と呼称された元農家の面々はその時どんな思いが胸を横切るのだろうか。
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お喋り百舌が新緑前の銀杏並木から舞い降りてきた

2018-03-27 12:33:56 | 日記
「ウゾを知っているか」、と聞いてきた。
「勿論さ。ギリシャのアテネで飲んだ。アニスの香りがするギリシャの酒だ」
「飲んだかではなく、居酒屋バーの名前のことなんだが」

某首相夫人が経営する居酒屋バー。ネズ公どもがチューチューと話し込んでいた。
「カウンター越しに、チップと称してバーテンダーに渡した茶封筒や紙袋がある」
「高級ハムでも入っているかと思って引きずってきたけど難しい文言の印刷された紙だけだった。フクロウ爺さんが読んでいた」
「この件をよろしく。小学校の土地取引を円滑に・・・・・」などと書いてあるらしい。

「お勘定」、とバーテンダーを手招きし、囁き、分厚い物を渡している。
「アッキードに・・・・」
「タニさんが・・・・根回ししてます」

「黒っぽいスーツに身を包んだおっさん達が高級酒をじゃかじゃか注文している」
「繁盛している居酒屋バーだな」
「おめえ、バカだな。そりゃ口利きの見返りだ」
「マネーロンダリーみたいだな」
「合法的な・・・・」

バーのカウンター越しに繰り広げられる権力の私物化。民主主義の根幹を揺るがす決裁文書改ざんの根源。

政府職員を通じて夫人に伝えられ、必要な処置が施される。事が進むたびに居酒屋バーは繁盛する。飲み代に支払ったお金に色も印も付いていない。飲み代にしては重過ぎる茶封筒。

鼻のいい新聞記者がクンクン。政府職員は遥かな文化の薫香の流れる地、ソプラノの歌声が流れる半島国に栄転していってしまった。

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辞めた同僚に罪を被せるアホたれども

2018-03-26 13:47:29 | 日記
会社や個人の不祥事を辞めた元社員のせいにする。
あった事なかった事を一緒くたにして、
「彼(女)のせいで・・・」
「あいつのせいで・・・」
と辞めた前後に起こった会社や上司の数々の失敗・ミスの責任を押し付ける。そして、上司や同僚はすまし顔で、私はそんなことには関わっていない潔白ですと言い放ち保身に走る姿を見なかった会社員はいないだろう。

仕事上の失敗やミスを元社員に転嫁し、暗に自分自身を清廉潔白・優秀であるかのように振る舞う。辞めた社員の能力を罵倒する。こんなことは上司やなんとか長・同僚の常套手段。安倍官邸では、前川元事務官の退庁後の個人的嗜好・私的行動を攻撃している。そんな醜い慣習が、国民の耳目が集まる国会内で堂々と披露される。

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いざ、いざ、上野公園へ、千鳥ヶ淵公園へと思ったのだが

2018-03-22 20:41:00 | 日記
「百姓は生かさぬよう、殺さぬよう」、にと形容した家康訓が現代日本にまで引き継がれている。そう、非正規労働者だ。「こいつ等を、こんな奴らを殺さぬよう生かさぬように」、「新聞も専門誌も何も読まないスマホ漬けのアホ層」と自公を含む国会議員の多くは心の底で思っている。決して口に出さないだけの話。出したら、お金のたんまりと入る金のなる木、国会議員辞職となるから。非正規労働者は需給の安全弁にされているが、それに気づいているのか諦めているのか。自公政権にもてあそばれている操り人形の集団。選挙になれば、多様なる働き方の選択肢を提供する社会だとくすぐられ、そうかもと投票日に寝ているか趣味のゲームに熱中する。

「それで私幸せよ」というならそれはそれでいい。そんな状態で人生を楽しんでいるのも多様な選択肢の一つだ。10年後も、同じことをうそぶいているだろうか。目尻の周辺に走り始める古代の占い線のような皮膚の変化にうろたえ、お金を稼ぎ貯めていそうな男を誘惑しようとしても、もう遅い。ベルトコンベアに張り付いている季節労働者と生活を共にすることも出来ず、かといって、これから大金を貯めるということも、現実的には不可能だ。さあ、どうする。

一日を無事に過ごすだけで疲れ、それ以上のことを考える余裕がない。将来のことなど考えていたら生きていられない。スマホ片手に、居酒屋で盛り上がればいいのだ。今が楽しければいいのさ。「それ、若さの特権よ。加齢臭予備軍の中高年はあっちにいってて」。

デリヘルの注文で欲求不満のはけ口を解決し、ネットで不特定の異性を見つける。働け、働けと頭のいい要領のいい奴らに洗脳され、いいようにこき使われる。夢の中で、市民革命、暴力革命の単語を撫で回す。働けど、働けど、もがけばもがくほどアリ地獄から抜け出せない深みに嵌ってゆく。アホ層と蔭で罵倒されている集団を助けようとか、その境遇を改善しようと駆けずり回っている国会議員などいないよ。いるとしたら、それは何かに利用しようとしているのだ。

さあ、さあ、お花見の季節到来だ。ウィスキーを抱えて、いざ、公園へ。行ってみたら、巨大な青シートが所狭しと敷かれその上に朝から座っている男女。桜の花も公園の緑地も占拠されている。非正規社員には、造花で飾られたチェーン店の丼飯をかき込む空間だけが今日も待っている。


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街角の空気が破れた瞬間に見えた世界

2018-03-22 10:51:13 | 日記
仕事場へと急ぐ男女が早朝の道路を蹴ってゆく。乗換駅構内は様々な年齢男女の群が鮭の川上りや入り江に押し寄せる鯔(ボラ)の大群のように波打っているいつもの朝の風景。公園には、外見から判断する限りふさふさとした黒髪が風に揺れ、皮膚にはたるみや染みもない元気な人々の群が繰り出している。ジパングの狭量な保守を信条とする役人が考案したベンチという名の鉄製の手摺りが中央に伸びているちぃちゃなベンチを更に小さく二分しているベンチの奪い合いになっていた。沼にはびこるヌルや藻のように、目的もなしにだらだらと歩くとも徘徊しているとも形容しがたい人間集団が太陽の陽射しを求めて戸外に出てきていた。

延命施術を駆使する最先端治療を施す富裕層向けの大病院は予約が困難な状態になっていた20X4年。医学は急速に進み、ほとんどの病気が治癒されるか症状の大幅な緩和がなされ、高齢者の悩みだった皮膚の劣化や毛髪の減少などは錠剤の服用と最先端医術の併用で解決されていた。これらの治療は完全にロボット化されており、大都会ばかりではなく、画像診断送信技術と完全かつより安全なロボット遠隔操作による治療で山間部や離島の僻地に暮らす人々もその恩恵を受けていた。免震化された大病院は大盛況だったが、国民保険が適用されない高額な治療を受けられる階層は限定されていた。そのため、諸外国から訪れる高額所得者も多く、それらの人たち用に多言語通訳ロボットが大活躍している。通訳という職業は過去の遺物となっていたのだ。

貧しい時代の人間の美徳の一つであった助け合いや思いやりの心は人々から消えてゆき、独り者や孤独死の増加が加速度的に進んでいた。外見を若き日のように改変することは可能だったが、皮膚の内部に収納されている臓器の完全な置き換え、若返りの医療技術はまだまだ先のことだった。マウスでの実験は成功していたが、金属の経年変化や劣化が時間と共に起きるようにマウスでも交配を重ねる毎に未見の症状が出てきていた。

意味不明のお経を唱えて高額をむしり取る僧侶という名の偽善者集団による中世の免罪符のような戒名など信じるアホはいなくなっていた。現実の問題は、遺体をどうするかだった。身元不明の腐乱死状態で発見される遺体が町の到る所で場所をふさぎ、冷暗所に収容しきれない状態だった。墓地などはもうなく、多くの人々はそんな埋葬の仕方に興味を示さなくなっていた。そこに目を付けた商売人がいた。不必要になったやっかいものの高齢者や自分自身を売る技術を持っていない人間が多くなりエイビ(Abe)政府は困り果てる。その解決策として腐乱死体を燃やすのではなく溶かして再生産に利用しようという秘かな計画が国会内で立ち上がった。よく太った脂肪分の厚い中高年の遺体は引く手あまてだった。資源不足なのだ。カルシウムが豊富な骨や堅い腱は乾燥させ砕き猫などのペットの餌として栄養食品剤の原材料として製薬会社に販売され、更に硬い骨は砕きセメントに混入してコンクリートとして舗装される。そんな人的資源を牛耳るゾンビー階層が現れ、売買に手を染め株式上場を果たし巨万の富を得ていた。この資源は枯渇することがない究極の循環型社会だ。仏教寺院や税の優遇を受け人間の精神の弱みに付け込んで金をせびりとる宗教団体は破壊され、そこに住み高額の戒名料で優雅な生活を送っていた僧どもは石持て追われゾンビーの下に土下座していた。

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