けぶる稜線

ひいらぎのとげが語る

ここの部分を爪ではがすと文字が出てきます

2017-12-16 12:03:06 | 日記
ここを優しく
こすって
はがして下さい。
18禁の絵が
出ます。

出ない?
心を込めて、もう一度。

ここを手のひらで、強く擦って下さい、あなたの隠れた強い思いが出てきます。
そう、これがそうです。これなんです! 胸のつっかえが直ったでしょう。

ここをなでるか、舐めて下さい。文章もありますので、読み忘れないように。
舐めすぎると流れて見えにくくなります。

では、感想を下記に残して置いてください。
karasアット驚くマークkwakwakwaドットこんどる

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車内化粧の全国大会を待ち望みながら

2017-12-16 08:17:47 | 日記
栄養万点で育った男女が七人掛けの座席で弾けている。ここは山手線の外回り列車内。2人,4人,6人と数える。全員スマホとにらめっこ。情報収集?ゲーム? 何をやっていようと自由です。

んっ? 7人目の人、若い女子が紙の本を読んでいる。驚き。思わず声を出した。いや、声を掛けたくなった。「いたかっ!!!」、と感激。でも、よく見ると本のサイズが違う。外国語の本だった。やれやれ、電車の中で本などを読む人はいなくなったのだろう。

ニヤニヤクスクス、一生懸命笑いをこらえているお嬢さん。どうしたのだろう。メールを見て噴き出しているのだ。新宿で下車じゃないのかい。それにしても、イヤフォンで聞くラジオ番組でなくてよかった。溢れ吹き出す泡のような嬌声で笑いこけられたらみんな心配するだろうから。

日曜日の13時。高田馬場から化粧を始めた髪の長い娘。おお、これこそ芸術家だ。眼から始まって頬、唇へと続く。最後にボサボサになっている髪に臭いものを吹き付け塗る。二度、三度と。車内にクシャミがでそうな化粧水が染み込んでゆく。指で髪をけしけずり整える。大塚駅で電車のドアが開く直前にお化粧は完璧になった。バタバタと小さなバッグに小道具を投げ入れ、席に忘れ物がないかを確かめホームに下りた。素晴らしい。一秒の無駄もない動作。

オリンピックの新競技。どうですか、日本のこの誇るべき車内化粧全国大会を開催したら。例えば、新宿駅 ~ 池袋駅間で競うのだ。器械体操競技のように点数を争う。世界大会にも発展してゆくこと確実だ。これ、深遠なる日本文化の誇り。海外で感嘆されているという新幹線車内の清掃や何事につけても秒単位でこなす事をいいことだと洗脳されている日本人の手に掛かったら金メダルの続出。次ぎは、車内での髭剃り競争だ。そして、その次は・・・・・。
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豚の体内で作られる人間の臓器

2017-12-15 11:52:16 | 日記
最新の遺伝子編集技術を駆使して生まれた優秀なスポーツマンの登場。DNAediting によるデザイナーベイビーの誕生。子供の能力向上を願うことに狂った世の親どもが競って大枚を積み上げる。身体的特徴だけでなく、各種の能力やスーパーマン的な体力を授けることも出来る。

半世紀以上も前、小学生向けの雑誌に未来のスポーツ選手はこうなる、という記事があった。それは、製薬会社お抱えの選手が勝つか、それとも、地道に練習した選手が勝つかという記事だった。明確な結論はなかったが、製薬会社の提供した薬(物)を服用したスポーツ選手に勝利の日が来るだろうという内容だった。

豚の受精卵に人間の細胞を送り込んで、豚の体内ですい臓などの人間の臓器を作る。そんな研究が米国で行われている。母豚の子宮内ですくすくと育っている。今現在では、豚の体内で育つ人間の細胞を持つ受精卵は28日目で廃棄される( BBCより)。十年程度で実現するだろうとの予測。さらに将来は・・・?

腎臓、肝臓へと豚の体内で作る臓器研究はとどまる所を知らないだろう。その時、人間の細胞を体内に持った子豚が人間の性格をも持ったとしたらどうするか、という問題が出てきた。1945年に刊行された ジョージ・オーウェルの小説「動物農場(Animal Farm)」になるのか。人間が変わるのか、それとも、豚が変化 (進化?) するのか。

古代の海から生まれ人間にまでなった進化は止まるのか。人間の手で人間を進化させるのか。それとも、別の種に変化してしまうのか。加齢黄斑変性症にiPS細胞を使う臨床試験がなされた。iPS細胞で作る研究か、それとも、豚の体内で作る人の臓器の方が安上がりで早く安全に作れるのか。正に、半世紀前に読んだ薬物スポーツマンの現代版だ。
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土曜日午後9時から活気づく人、へたり終わってしまう人

2017-12-15 08:33:07 | 日記
21時をすこし回った時刻に、駅前のデパートから出てきた。回転ドアを押して一歩外に出たら、若さがはち切れんばかりの男女の群れ。漆黒の空に映えるネオンサインを背景にうごめいている。その下を、昼間とは全く違う色彩豊かな衣服を纏い群がっている人々。

目が悪いので、夜間はメガネを掛ける。ウワァ~、きれいに見える人たちで一杯だ。うらやましい限り。すれ違う男女それぞれが、顔やその上に乗っている髪の毛を個性豊かに装飾している。クレパスや水彩絵の具を器用に使いこなし、夜の光源に合せているのだろうか。凄まじい芸術家集団の出現だ。

顔を右に向けたら、繁華街へ急ぐ彼らの後姿が目に入る。頭のてっぺんから靴まで、文句のつけようのない満点の色彩感覚。左に顔を向けてみた。その途端、吐き気をもようしてしまった。夜の光で影を作っている彼/彼女の顔は濡れ粘土色となり、あの世から今しがた出てきたようだった。うしろ姿からは想像できない化け物の姿・色使いになっている。瞬間的に、酸っぱい胃液で口中が一杯になり、そのまま急ぎ足で駅構内へ向かった。

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風の中にもみ消されていった土壌調査員の会話

2017-12-14 14:05:24 | 日記
稲刈りが終わり、すっきりした田んぼにからっ風が吹きつけている。そこに立つ見慣れない男たち三人。金属製の長い筒を田んぼに突き刺し、筒状の穴が開いた中にスコップを入れ、何やら話している。
「こうでしょう」
「こうなっている」
砂利の混じっている層の解釈を巡って決着が付かないようだ。

突然、上司と見られる男が、「こうじゃない」
「こうだろう」
「そうだろう」と語気強く断定する。さっきまで、(この土壌は、土質は)こうだと主張していた男がその剣幕に押されて黙る。学校を出たてだろう若い男だった。そばに立つ中年の男は黙っている。役所内の暗黙のルールを知っているのだ。
「そっ、それじゃ、そうでしょう、ね」
と、消極的な相槌と同意を示し、語気を荒げた調査員の見解がノートに記載され、次の場所へ移動していった。

半世紀以上前の出来事だった。学校から家に帰るいつものあぜ道。全くといっていいほど車など通らない(自動車そのものがなかった)村だったから、遠くからでも会話の内容が聞こえてきた分るのだ。町の人間など見たこともなかったので、威張りくさる男とそれに打ち負かされ萎縮していく雰囲気の言葉に驚いた。その後、その周辺は盛り土され宅地へと急速に変わっていった。地目変更登記に関したことだったのだろう。


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