けぶる稜線

ひいらぎのとげが語る

イスラエル産グレープフルーツは、買わない

2019-08-16 10:26:49 | 日記
抵抗手段を持たない、家畜のように扱われているイスラエル国内のパレスチナ人や地中海岸に沿った陸の孤島のようなガザ地区に閉じ込められているパレスチナ人。彼らの一部組織は武力抵抗を試みているが、米国製近代兵器を備えたイスラエル軍に対しては、大きな足で踏み潰されるアリの抵抗に等しい。イスラエル軍はナチスに習ったといわんばかりの狂暴な手法でパレスチナ人を殺戮している。パレスチナ側も犬の遠吠えのような手製ロケットをぶっ放して、「ここに抵抗勢力何々がいるぞ、あるぞ」、と息巻いている。哀れ、近代兵器には近代兵器でしか抵抗し得ないし効果的な反撃方法はない、ということを分っているはずなのに。

占領者イスラエルに虐げられていると泣くのではなく、パレスチナ人はグライダー式ドローンを研究すべきだ。夜間に急襲できるドローンを。それも、相手に致命傷を負わせるやり方で。と、言うは易く行うは難し。彼らにはこんなことは出来ないであろうし思いも付かない。理由は、しかと言える知識はないが、砂漠の民のような限界、乾いた砂を握り締めてもポロポロと指の間からこぼれ落ちる、絶対権力者の強権でないと纏まらない歴史で形付けられた民族性を感じるからだ。それでも、遥かな昔、彼らの国に滞在していたことのある人間として、双方に憐れを感じる。

米国を後ろ盾としたイスラエルの圧倒的な武力でパレスチナ人を押さえつける。イスラエルがパレスチナ人から奪い取った占領地にやって来て、ここは我らの神ヤアウェから与えられた土地だ、と唱える東欧や旧ソ連からの貧しいユダヤ人の波。彼らはイスラエル政府が占領地で作る格安な庭付きの戸建てに住む。彼らの祖国では、夢の中でしか見られなかったものだ。その多くは、我らの神ヤアウェがユダヤの民に与えたもうた土地だ、と妄信する狂信的なユダヤ主義者。パレスチナ占領区の歴史的な経過も何も知らないし、知ろうともしない。

乾燥地帯である占領区に必要不可欠な飲料水や灌漑用水はシリアから分捕った北部のゴラン高原にある水源から供給される。今では、一般人は立ち入り禁止になっている水源地帯は、巨大な水の塊がボコンボコンと湧き出ており、はるかな南のイスラエル占領地のネゲブ砂漠に点在するイスラエル軍基地やキブツ入植者たちにも供給されているイスラエルの生命線だ。この水道管を爆破されたら彼らは現代版ミイラとなってしまう。

ささやかな抵抗、現在のイスラエル政府への抗議を示すために、イスラエル産農産物は買わない。たとえ安くても。極東の島国に住む一個人のはかない抵抗の意思表示として。それでも、いつか、これがうねりとなれば、大きな国際的なうねりとなれば、事態は違って来るであろう。その時が来るまで、一人で不買運動を続けている。



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