3月1日(水)関東某所
予報によると関東地方は気温が上がり4月並みとの事だったので今年の解禁日は少し奥域の谷に行ってみる事にした。夜明け前に車止めに到着しヘッ電を頼りに真っ暗な林道を歩き丁度明るくなる頃入渓点に到着。谷には未だ残雪が有り水際には氷が張っていたので注意して遡行する。岩魚の活性は低くアタリは小さいので穂先に神経を集中させる。半年ぶりの感覚だ。昼頃まで初釣りを楽しんだら渓水を沸かしてカップ麵とコーヒーで体を温め休憩後帰路につく。充実した一日だったナ。
早春の渓は未だ冬の装い。
渓畔は氷でガチガチ。滑らない様注意が必要。
ネイティブは美しい。今日は岩魚を上部に生かして運ぶ計画だ。
尺岩魚が釣れた。カエルを飲み込んでいるのか腹がパンパン。経験上大型で腹の膨れた岩魚は運んでいる途中で胃の内容物を吐き出し水が濁り弱る事が多いので元の淵にそっと戻す。
支谷の滝は未だ完全凍結していた。
釣った岩魚は20㎝前後の魚を生かして運び遡行終了点に移殖した。
内部はこんな感じ。無事育ってくれるかな。
下降は古い杣道を使うが崩壊してザレた部分が増えていて其処が凍っており滑れば谷底迄止まらない為慎重に進む。この時期アイスハンマーとチェーンスパイクは必需品。この道もいつ迄使えるだろうか?