日曜夜に襲ってきた台風の傷跡は結構大きい。
米軍の土地に立っていた木々が倒れている。こんなことになったのは初めてである。何本もの木が下の方で折れたり根っ子から掘り起こされたように倒れている。
折れてしまった木々はどうも根っ子近くの内部が空洞になっているようだ。樹木は皮のすぐ内側が成長し内部は死んだ組織になって行くが植物の細胞膜は丈夫なので、この死んだ組織が材木になる訳だが根っ子近くの内部が空洞になっているということは腐ってしまったか何かの虫に食われてしまったかであろう。
内部が食い荒らされていない木々は倒れずに済んでいるようだ。同じような所に生えており枝振りも変わらないのに倒れる物とそうでない物の分かれ道である。
黄色いテープには「CAUTION HAZARDOUS MATERIAL」と書いてある。流石米軍だが「注意危険」という表示も欲しかったね。
台風とは全く関係ないが妙な家があった。
玄関先が自動販売機でほぼ塞がれている。写真には写っていないが自動販売機列の後ろに更に一台ビニールに包まれた新しいものが横たわっていた。もう一台並べると完全に玄関への通路が無くなってしまう。
この家、既に無人なんだろうか。確かに雨戸は閉まったままのようだが、玄関先の植物はまだ生き生きしている。遠からずここも更地になってしまうかもしれない。
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